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海外旅行の乗り継ぎガイド|荷物・入国・注意点を解説

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初めての海外旅行で「乗り継ぎ便」を使うことになったけれど、

  • 荷物はどこで受け取るの?
  • 乗り継ぎ空港で一度入国するの?
  • 乗り継ぎ時間ってどのくらい必要?

そんな疑問や不安を持つ人は多いです。

この記事では、乗り継ぎの基本的な流れや注意点を、初心者にもわかりやすく解説します。

 

乗り継ぎとは?直行便との違い

「乗り継ぎ(トランジット)」とは
目的地に向かう途中で別の空港に一度降りて、次の飛行機に乗ることです。

1回の旅行で2便以上の飛行機を利用する形になります。

例えば
東京→ドバイ→パリ
のように、ドバイで乗り継ぐケースが典型です。

 

乗り継ぎの流れ(国際線⇔国際線の場合)

1. 最初の空港でチェックイン

チェックイン時に「最終目的地まで」と伝えると、
スーツケースをゴール地点まで自動で送ってもらえる(=スルーバゲージ)ことがあります。

 

2. 乗り継ぎ空港に到着

到着後は、案内表示にしたがって「Transfer」や「Transit」の方向へ進みましょう。
空港内を移動するだけで済む場合が多いです。

 

3. 保安検査・出国審査

国によっては一度入国審査を受けなければならないこともあります(例:アメリカ)。

 

4. 搭乗ゲートへ移動

搭乗券に書かれたゲート番号を確認して、出発時刻の30〜45分前には到着しておきましょう。

 

預け荷物はどうなる?スルーバゲージとは

乗り継ぎ時にスーツケースをもう一度受け取る必要があるかは、航空会社と乗り継ぎ空港によって異なります。

  •  同じ航空会社 or 提携便:基本的にスルーバゲージ可能
  • アメリカや中国:乗り継ぎ時でも一度入国
    → 荷物を受け取り再預けが必要

搭乗券に記載された荷物タグや、カウンターでの確認が重要です。

 

LCC(格安航空会社)は注意が必要

LCCでは基本的にスルーバゲージに対応していません。

乗り継ぎ空港で一度荷物を受け取って、再度預け直す必要があります。

また、乗り遅れても補償されないケースが多いため、十分な乗り継ぎ時間を確保するのが安全です。

 

乗り継ぎ時間はどれくらい必要?

空港の広さ・国のルール・ターミナル移動の有無などによって必要時間は変わります。

  • アジアやヨーロッパ内なら
     60〜90分以上推奨
  • アメリカなど入国審査が必要な場合
     2〜3時間必要なことも

特に大きな空港や入国審査のある国では、乗り継ぎ時間が短すぎると慌ただしくなります。

 

乗り継ぎ中に空港の外に出られる?

たっぷりと乗り継ぎ時間を確保してあった場合、暇を持て余します。

あわよくば乗り継ぎの国をかんこうできないか?と思うこともあるでしょう。

実際は、国の入国ルールと時間の余裕次第で可能です。

 

出ることは可能

日本のパスポートならビザ免除の国が多く、短時間の入国も可能

ただし3〜5時間程度のトランジットでは、外出はおすすめしません。

外出を考えるなら、8時間以上の乗り継ぎ時間+入国条件を確認しましょう。

 

また、初めて降り立つ地ではロスしてしまう時間が読めないのでオススメしません。

 

乗り継ぎ空港のおすすめと避けたい空港

おすすめ空港

スムーズな乗り継ぎが可能な空港でおすすめ

✅ シンガポール・チャンギ空港
(乗り継ぎサインが明確)

✅ 羽田空港
(国際線⇔国際線の移動が短距離)

✅ ヘルシンキ空港
(EU乗り継ぎで効率的)

 

注意が必要な空港

ロサンゼルス空港
入国審査が長い+ターミナル間が遠い

上海浦東空港
案内が不親切+遅延多発

フランクフルト空港
ターミナル間移動に時間がかかる

 

航空会社による違いと注意点

航空会社やアライアンスによって、スムーズな乗り継ぎかどうかが大きく変わります。

  •  同一航空会社なら、トラブル時も対応が一括で済む
  • アライアンスを統一すると便利
    (スターアライアンス、ワンワールドなど)

 

トラブル時の対処法と英語フレーズ

乗り継ぎ便に間に合わなかったり、荷物が出てこなかった場合の対処法も知っておきましょう。

 

フライトに遅れた時

  • 航空会社のカウンターへ直行
    (振替便の案内が受けられる)
  • 乗り継ぎが同一予約なら基本的に無償振替対象

使える英語例:
"I missed my connecting flight. What should I do?"
(乗り継ぎ便に乗り遅れました。どうすればいいですか?)

"Is there another flight I can take today?"
(今日中に乗れる別の便はありますか?)

 

荷物が届かなかった時

  1. バゲージクレームカウンターで申告
  2. 航空券と荷物タグを提示し、所在確認

 

乗り継ぎで役立つ持ち物リスト

✅ スマホに空港のマップアプリ(またはスクショ)

✅ 翻訳アプリ(Google翻訳など)

✅ 充電器+モバイルバッテリー

✅ 羽織れる服(空港内の冷房対策)

✅ 最低限の洗面道具(遅延に備えて)

 

実際にあった!乗り継ぎ失敗談と対策

ケース1: アメリカで乗り継ぎ時に入国審査が長すぎて、次の便に間に合わなかった

アメリカ乗り継ぎの場合は最低でも2時間以上は確保すべき。
ESTAの事前申請も忘れずに!

 

ケース2: LCC同士の別予約で、乗り遅れて再購入に

別予約のLCC乗り継ぎは非常にリスキー。
最低3時間以上空けて、余裕を持つのが必須。

 

乗り継ぎでも入国審査が必要な主な国

備考
アメリカ入国審査+荷物受け取りが必要
中国一部都市でトランジットでも入国審査
カナダ電子渡航認証(eTA)が必要

 

よくある質問(Q&A)

Q. 乗り継ぎ時間が短いけど間に合う?

空港や航空会社にもよりますが、60分未満だと非常にリスクが高くなります。

航空券購入時に「公式が案内する最短接続時間(MCT)」を下回らないようにしましょう。

 

Q. 荷物をスルーにしたけど心配。確認方法は?

チェックインカウンターで「スルーバゲージですか?」と確認すればOK。

荷物タグの最終目的地が書かれていれば問題ありません。

 

まとめ|乗り継ぎをスムーズにこなすには

初めての乗り継ぎでも、流れや注意点を知っておけば慌てず対応できます。

不安がある人は、乗り継ぎが少ないルートや直行便を選ぶのもおすすめです。

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