台湾旅行が初めての方は、「地下鉄(MRT)やバスの乗り方がよくわからない」「タクシーは使いやすいの?」といった不安を抱えることが多いですよね。
実は台湾の公共交通は整備が進んでおり、ポイントさえ押さえれば簡単・快適に移動できるんです。
この記事では、台北を中心とした台湾の交通手段を大きく3つ
- MRT
- バス
- タクシー
これらについて徹底解説。
さらに、日本のSuicaのように使えるICカード「ヨーヨーカード(EasyCard)」の活用で、移動がぐっと楽になるコツもまとめました。
目次
- 1. MRT(地下鉄):路線と料金、乗車の基本
- 2. バス:細かいエリアもカバー!乗りこなしのポイント
- 3. タクシー:短距離移動や大荷物に最適
- 4. ヨーヨーカードでさらに快適に:ICカードのすすめ
- 5. 交通アプリ&便利サービス:移動をもっとラクに
- 6. まとめ:自分に合った交通手段を組み合わせよう
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1. MRT(地下鉄)
路線と料金、乗車の基本
台湾(特に台北)で最もメジャーな交通手段が、MRT(Mass Rapid Transit:地下鉄)です。
駅名は中国語・英語・日本語が併記されていることが多く、初めての海外でも乗りやすいのが魅力。
路線図が分かりやすい
路線ごとに色分けされ、主要観光地へ行きやすい
料金
数十元~数百元(日本円で約100~400円程度)区間制
駅構内は清潔
トイレもきれい、バリアフリー化も進んでいる
乗り方の基本は日本の地下鉄とほぼ同じ。
切符(MRTトークン)を自動券売機で購入し、改札口でかざして入場します。
降車時に改札へトークンを入れて出る仕組みです。
ただし、紙の切符よりもICカード(ヨーヨーカード)で乗車した方が割引がきく路線が多く、乗り継ぎもスムーズになるメリットがあります。
詳しくは「4. ヨーヨーカードでさらに快適に」の章で紹介します。
2. バス:
細かいエリアもカバー!乗りこなしのポイント
市内観光だけでなく、郊外やローカルエリアに行くときに便利なのがバス。
台北市内だけでも多数のバス路線が走っており、MRTでは行きづらい場所へもアクセス可能です。
運賃
一律制 or 距離制(乗車区間で運賃が変動)
乗車方法
- 乗車時にカードをタッチ or 現金支払い
- 降車時に再度タッチや追加現金精算が必要な路線もあり
アナウンス
英語対応の路線が増えつつあるが、全てではない
バスの前方モニターや車内放送で
「上車請刷卡(乗車時にカードをタッチ)」
「下車請刷卡(降車時にタッチ)」
などとアナウンスされる場合が多いので、画面表示をよく確認しましょう。
また、観光客向けに市内を一巡りする観光バス(台北市内なら「台北觀光巴士」など)を運行している都市もあります。
乗り降り自由のフリーパス形式で、主要観光スポットを効率よく回ることができるので、旅程によっては活用してみましょう。
3. タクシー
短距離移動や大荷物に最適
台北をはじめとした都市部では、タクシーが比較的走りやすい
日本より初乗り運賃が安いのが特徴です。
初乗り料金
70~80元程度(約300円前後)
流しのタクシー
繁華街や主要駅付近を走っている
注意点
深夜や渋滞時は料金が加算されたり、所要時間が読みにくい
英語があまり通じない運転手さんも多いですが、地名や住所を中国語でメモしておく、もしくはスマホの地図を見せるだけでも通じることが多いです。
荷物が多いときや雨天・夜間など、快適に目的地へ移動したい場面ではタクシーが非常に便利です。
4. ヨーヨーカードでさらに快適に:ICカードのすすめ
前述のMRTやバス、どちらも切符や現金で乗れるものの
「いちいち小銭を用意するのが面倒」
「紙トークンの購入に時間がかかる」
と感じる方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、日本のSuicaのように使えるICカード、ヨーヨーカード(EasyCard)です。
- MRT・バス共に割引運賃が適用される路線が多い
- 乗り換えも簡単:都度切符を買わなくてOK
- コンビニや飲食店でもタッチ決済が可能
ヨーヨーカードの購入・チャージ方法は以下の記事で詳しく解説しています。
カード代や使い始めのステップなど気になる方はぜひチェックしてみてください!
▶︎
【台湾旅行の交通を格段に快適に!】SuicaみたいなICカード「ヨーヨーカード(EasyCard)」を使いこなそう
5. 交通アプリ&便利サービス:移動をもっとラクに
台湾でスムーズに移動するためには、交通系のスマホアプリやサービスを併用するとさらに便利です。
◎ Googleマップ
バス路線や電車の時刻、所要時間を検索できる定番アプリ。
台湾でも比較的正確で、乗換案内や徒歩ルートを調べる際に重宝します。
◎ BusTracker Taipei(台北等のバス情報アプリ)
バスの現在地や到着予定時刻をリアルタイムで確認できるアプリ。
中国語メインですが、路線番号を入力すれば停留所と到着予定が表示されます。
◎ 台湾タクシー配車アプリ(例:Uber、台灣大車隊など)
言語の壁が心配な方は、配車アプリでタクシーを呼ぶと安心。
目的地を地図上で指定するだけなので、言葉が通じなくても利用しやすいです。
また、モバイルWiFiルーターや現地SIMカードを使ってネット環境を整えておけば、旅先での地図検索やバス時刻確認もスムーズ。
事前にWiFiレンタルをしておくと、移動中も通信が切れずに安心です。
6. まとめ:自分に合った交通手段を組み合わせよう
台湾の交通は、MRT・バス・タクシーのいずれも使いやすさや料金の安さに定評があります。
それぞれメリット・デメリットを理解して、うまく組み合わせるのが上手な旅のコツです。
MRT
路線図が分かりやすく、駅周辺が充実。短距離移動におすすめ
バス
MRTが通っていないエリアへ行きたい時、観光バスで名所巡りも◎
タクシー
荷物が多い・夜遅い・天候が悪い時でも快適に移動
さらに、ヨーヨーカード(EasyCard)を使えば、MRT・バスで割引運賃が適用されたり、コンビニ決済もタッチ一つで完了したりと、旅がぐっと便利になります。
自分の旅程や好みに合わせて、最適な交通手段を選んで台湾観光を存分に楽しんでください!