台北旅行といえば、多くの人が桃園国際空港(TPE)を利用します。しかし、市内中心部に近い「台北松山空港(TSA)」 を知っていますか?
この空港は台湾の国内線と一部の国際線が就航しており、特に日本と台湾を行き来する旅行者には便利な選択肢になります。
本記事では
- 松山空港の特徴やアクセス方法
- どの航空会社が就航しているのか
- 利用するメリット・デメリット
これらについて詳しく解説します。
1. 台北松山空港とは?
台北松山空港(TSA)は、台北市の中心部にある国際空港 です。
台北駅から約5kmという近さで、台北のメイン空港である桃園国際空港(TPE)よりも圧倒的にアクセスが便利です。
- 所在地:台北市松山区
- 距離:台北駅から約5km(MRTで約15分)
- 用途:国際線(日本・中国など)、国内線(台中・高雄など)
- 規模:桃園空港より小規模ながら、都市部に近く利便性が高い
2. 松山空港のアクセス方法
主要などの交通機関でもアクセスが便利です。
MRT(地下鉄)
松山空港はMRT文湖線(茶色)「松山機場駅」直結で、台北市内の主要エリアへ簡単にアクセスできます。
出発地 | 所要時間 | 乗り換え |
---|---|---|
台北駅 | 約15分 | 南京復興駅で1回乗り換え |
士林夜市 | 約20分 | 剣潭駅からMRT文湖線へ |
西門町 | 約25分 | 中山駅または台北駅経由 |
タクシー
- 台北駅から約15分(料金:約200元/約1,000円)
- 西門町から約20分(料金:約250元/約1,250円)
バス
空港バスも運行していますが、MRTやタクシーの方がスムーズです。
3. 松山空港に就航している航空会社と路線
日本から松山空港に行ける便はそれほど多くありませんが、利用する価値は十分にある。
日本発着の直行便
台北松山空港には、日本の主要都市から直行便が運航されています。
出発地 | 航空会社 | 便数 |
東京(羽田) | JAL・ANA・エバー航空 | 1日数便 |
大阪(関西) | JAL・エバー航空 | 1日数便 |
福岡 | JAL | 1日1便 |
その他の国際線
他の国も楽しんでさらに台湾もという場合に時間が節約できる
- 上海(虹橋)
- ソウル(金浦)
- 香港
台湾国内線
国内の移動は飛行機にメリットはさほどない。
- 台中
- 高雄
- 花蓮
電車移動がおすすめ
4. 松山空港のメリット・デメリット
長所・短所を知って判断しよう
メリット
✅ 市内に近く移動が楽
→ 桃園空港は市内まで約1時間かかるが、松山空港なら15〜20分で到着。
✅ 小規模なので手続きがスムーズ
→ 出入国審査の待ち時間が短く、スムーズに空港を利用できる。
✅ 日本からの直行便がある
→ 羽田・関空・福岡発のフライトを利用すれば便利。
✅ MRT直結で移動が簡単
→ 空港から台北の主要観光地までアクセスしやすい。
松山空港を利用する意味してはやはり時間短縮
限られた時間で台湾を楽しむことができるのが魅力だ。
デメリット
❌ LCCが少なく、航空券がやや高め
→ LCCの就航は少なく、桃園空港発着のLCCと比べると航空券が高い。
❌ 就航都市が限られている
→ 台湾南部(台南・高雄)や地方都市へ直行便はない。
❌ 国際線ターミナルが小規模
→ 桃園空港に比べて施設が少なく、ラウンジや飲食店の選択肢が少ない。
旅費を重視 or 時間を重視するかで異なるので
仕事終わりに台湾に直行する人やギリギリまで楽しんで帰国したい人など
人によってはデメリットにはならないのが魅力。
5. こんな人におすすめ!
台北松山空港は、以下のような人に特におすすめです。
- 台北中心部をメインに観光したい人
→ 市内に近く移動がラク。 - ビジネスで台北を訪れる人
→ すぐに市内に行けるので時間の節約になる。 - 羽田・関空・福岡から直行便を利用する人
→ 日本からのアクセスが良好。 - 桃園空港の混雑や移動時間が面倒な人
→ 手続きがスムーズでストレスが少ない。
まとめ
台北松山空港は、市内に近く移動が便利な隠れた名空港です。
特に羽田・関空・福岡発の直行便があるため、時間を節約したい旅行者やビジネス利用者に最適です。
一方で、LCCの選択肢が少なく、航空券がやや高めになる点はデメリットですが、台北中心部での滞在を優先するなら、松山空港の利用価値は非常に高い です。
台北旅行を計画する際は、桃園空港と松山空港を比較して、自分に合った空港を選びましょう!