飛行機

制汗スプレーは飛行機に持ち込める?スーツケースなら大丈夫?

旅行の際に荷物の中にスプレー缶の物があると、

「あれ?飛行機に持って行けるのかな?」

って思いますよね。

機内持ち込み可能なものもありますが、スプレー缶については複雑なルールがあります。

 

ちなみにルール違反だとその場で没収されてゴミ箱行きなので要注意!

しっかりと理解して旅に持って行きましょう。

 

機内に持ち込めるスプレーとは?

 

まずスプレー類はというのは下記の二つが該当します。

  • ガスが入っているタイプ
  • プッシュボトルで霧状に噴射できるタイプ

意外にもハンドポンプもスプレーという部類ですね。

 

飛行機は基本的にスプレー類は禁止ですが、

  1. 医薬品類
  2. 化粧品類

これらは必要性があるため許可されているといえます。

 

皮膚に直接スプレーできるもの

Spry on the skin

化粧品類・医薬品類とは

人体に直接スプレーできるような安全性のある中身のモノになります。

 

例:髪や顔、身体などに使えるもの

  • ヘアスプレー
  • 制汗スプレー
  • 日焼け止めスプレー
  • 虫よけ
  • 殺菌・消毒用アルコールスプレー
  • シェービングフォーム
  • 美容スプレー(アベンヌ的なもの)
  • 水虫スプレー

 

機内持ち込みにルールがある

スプレー類は基本的に中身は液体なので、液体の機内持ち込みルールが適用されます。

そのルールに対応したスプレーである必要があります。

 

step
1
サイズ

スプレーは液体扱いなので100ml以下のサイズじゃないとダメです。

小さめのトラベル用を用意する必要があります。

 

step
2
キャップ

荷物の中で勝手に噴射弁が押されない」ための対策です。

キャップがしてある必要があります。

 

エアポンプのミストもスプレー扱いだからキャップが必須!

ないと破棄される可能性がある。

 

step
3
ジップロック

液体なのでジップロックの袋に入れなきゃいけません。

また、ちゃんとジップして密封できないといけないので、サイズ的に

キャップしたうえでスプレー缶が入るかどうか?を確かめておきましょう。

 

預け入れ荷物なら可能なスプレー

客室内には持って入れなくても、カウンターで預け入れ荷物として貨物室へ行く荷物なら可能なスプレーです。

 

預け入れ可能なスプレーの種類

  • 化粧品類
  • 医薬品類
  • 日用品
  • スポーツ用品

このタイプに限定されます。

 

日用品・スポーツ用品ってどんなの?

  • 防水スプレー
  • 静電気防止スプレー
  • すべり止めスプレー
  • スプレーのり
  • コールドスプレー

こういったものになります。

 

預け入れ荷物のルール

機内持ち込みのルールよりは緩めの規制となりますが、スプレーが危険であるという認識に代わりはなく預け入れにも厳格なルールがあります。

 

危険性のないものだけ!

  • 毒性や腐食性のないもの
  • 引火性のないもの

日用品・スポーツ用品などでも危険物に該当しないタイプのスプレーのみが、スーツケースなんかに入れて預け入れできます。

 

引火性の物って?

中身というよりは引火性のあるガスが使用されています。

  • 『火気と高温に注意』
  • 『火気注意』
  • 『火気厳禁』

などの表示は引火性は示すものなのでダメです。

 

持ち込み量の制限

 

ひとつの容器:0.5kgまたは0.5L(500ml)以下のもの

それぞれちゃんとキャップしてね!

なかったら適当な方法で噴射弁が保護しましょう。

 

1人あたり:2kgまたは2Lまで

この量は全てのスプレー類の合計になります。

ハンドポンプのミストスプレーも該当します。

 

 

旅行に持って行けないスプレー

飛行機の機内もスーツケースに入れることもできない。

旅に持って行けないスプレー類の例をご紹介。

捨てられちゃうから持ってきちゃダメさ!

 

殺虫剤

  • キンチョール
  • バルサン

留学先の部屋なんかで使いたい気持ちはわかるけど、中身が毒性のある薬剤なので、飛行機内にもスーツケースに入れても持って行けない。

毒性の薬剤が客室内や貨物室で漏れたら・・・

少し考えれば当然と言えますね。

現地で買いましょう。

 

燃料用ガス

  • カセットコンロのボンベ
  • キャンプ用のガスボンベ
  • ライター補充用のボンベ

これらは可燃性のガスが高圧で入っているので危険物と言えます。

構造上は気圧の変化にも耐えられますが、何らかの原因で中のガスが出てしまうと危ないので飛行機には乗せられそうにないですね。

 

そんなものいらないだろ?という扱い

高圧ガスが入っており、安全上から考えてもわざわざ飛行機に乗せる必要はない!

と判断された物である。と僕は理解しております。

  • 塗料スプレー
  • パンク修理スプレー
  • 催涙スプレー
  • 酸素スプレー
  • エアダスター

標高の高い山を登ろうと思っている人は、酸素の缶を持って行こうと思うかもしれませんが禁止になっています。

 

 

見るだけでわかる動画

スプレー類は複雑で分かりにくいルールが存在します。

下記の動画がわかりやすく説明してくれていたので貼り付けておきます。

詳しく知りたい場合は見ておきましょう。

 

各航空会社で一覧表を作ってくれています。

詳しくは下記を確認

 

まとめ

飛行機内へのスプレーは医療用や化粧品、スキンケア系なら持ち込めますね!

また、サイズは旅行用に作られて小さなものなら大丈夫。

スプレーは没収されやすいのでちゃんと理解して旅行に持って行こう!

 

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