「航空券は安いのに、空港で思わぬ高額請求──!?」
ジェットスターなどのLCCは、機内・預け入れ手荷物を“いつ・どこで・どれだけ”追加するかで料金が大きく変わります。
予約画面で買えば数千円で済む荷物オプション
空港カウンターで支払えば割高/搭乗ゲートならペナルティ価格
ルールのよっては時に理不尽に感じるかもしれません。
本記事では、追加料金が急カーブで高騰する「予約時・カウンター・ゲート」3ステージの仕組みと金額差を具体的に解説。
この記事を読めば、LCCならではの“隠れコスト”に振り回されることなく、安心してコスパ旅を計画できます。
基本ルールのおさらい
プラン | 機内持込 | 預入荷物 |
シンプル | 7kg | なし |
バリュー | 7kg | 30kg |
プレミアム フレックスビズ | 15kg | 30kg |
機内持ち込みは最大2個まで
預け入れ荷物は個数制限なし
プランごとに無料枠があり、これらにオプションで重さを追加することができる。
申告時の重さと空港での重さが違う場合
⇒割高な追加料金が取られてしまう。
① 予約時・出発24時間前まで(最安)
LCCは予約地点で荷物のオプションをつけるのが最も安い。
余裕を持った荷物の重量管理をしよう。
機内持込み +7 kg オプション(合計14 kg)
渡航先 | 予約時料金 |
---|---|
国内線 | ¥1,500〜2,200 |
国際線(アジア) | ¥2,000〜2,800 |
国際線(ハワイ・豪州) | ¥2,500〜3,000 |
ポイント & 注意
- +7 kgは在庫制。
満席便や直前便では売り切れも。 - 8〜10 kgになりそうなら必ず購入。
ゲート課金との差額は最大¥1,500超。
預け入れ荷物(目安)
不足分を追加したいということになると思うけど、国際線の予約時における受託手荷物の具体的な追加料金は、路線、時期、空席状況によって変動するため、一律の料金表とかは存在しない。
目安として20kg枠を表示しておくよ
渡航先 | 予約時料金 |
国内線 | ¥1,800〜2,400 |
国際線(アジア) | ¥2,900〜5,000 |
ホノルル | ¥5,500〜6,500 |
豪州線 | ¥5,500〜7,000 |
ポイント & 注意
枠は15/20/25/30/35/40 kgの5 kg刻み。
±2 kg以内なら上位枠が得。
帰国分の土産を見込み“行き軽め・帰り多め”で設定。
とにかく予約時のが一番安い!
② 空港チェックインカウンター(割高)
チェックインカウンターで重量オーバーしていると追加料金が必要となる。
機内持込 +7 kg オプション(当日購入)
空港カウンターで機内持ち込み荷物の重さを計ったりはしない。
この地点では自己申告となる。
渡航先 | カウンター料金 | 予約時料金 |
国内線 | ¥2,500 | ¥1,500〜2,200 |
国際線(アジア) | ¥3,500 | ¥2,000〜2,800 |
ハワイ・豪州線 | ¥4,000 | ¥2,500〜3,000 |
予約時よりも割高
さらに事務手数料が取られる
国内 | ¥650 |
アジア | ¥1,100 |
ハワイ・豪州 | ¥1,100 |
注意ポイント
+7 kgオプションは数量限定だ
売り切れの状態で重量オーバーしていたら
→受託15 kg枠料金+手数料が必須。
預け入れ荷物(枠未購入→15 kgを初めて預ける)
受託手荷物はプランによっては30kg付いている。
この場合、シンプルプランで受託手荷物を予約で追加していなかった場合、空港カウンター価格になってしまう。
受託手荷物15kgを追加購入の場合
渡航先 | カウンター料金 | 予約時料金 |
国内線 | ¥4,600 | ¥1,800〜2,400 |
国際線(アジア) | ¥6,500 | ¥2,900〜5,000 |
ホノルル/豪州線 | ¥7,800 | ¥5,500〜7,000 |
さらに事務手数料が追加される
渡航先 | 手数料 |
国内 | ¥1,000 |
アジア | ¥1,500 |
ハワイ・豪州 | ¥1,500 |
最低でも5,700円~必要になる。
40 kg超は預け不可。
その場で荷物分割か破棄。
超過手荷物料金(枠購入済み/15 kg超過分)
予約時よりも計量したら重かった場合の追加料金
路線 | 追加料金/kg |
国内線 | ¥1,000 |
国際線(アジア) | ¥2,000 |
ハワイ・豪州線 | ¥1,500 |
③ 搭乗ゲート(ペナルティ価格)
この地点で発覚すると高いし、理不尽なルールを感じることが多い。
空港カウンターでは機内持ち込みの荷物を計ったりしないので、搭乗ゲートで重量オーバーが発覚する可能性が高い。
同じくオンラインチェックインした場合も同様だ。
機内持込→受託へ強制振替(20 kg換算)
搭乗ゲートでは手荷物のプラスオプションは購入できない。
- 当日+7kgオプションが売り切れだったとき
- オプション付けたけどさらに超えた場合
機内持ち込みの荷物の重量オーバーの際
預け入れ荷物に強制的に変更この1つだけである。
20kg枠の場合
渡航先 | ゲート料金 | 予約時料金 |
国内線 | ¥5,000 | ¥1,800〜2,400 |
国際線 (アジア) | ¥6,000〜6,500 | ¥2,900〜5,000 |
ホノルル 豪州線 | ¥7,000〜7,500 | ¥5,500〜7,000 |
さらに手数料追加
渡航先 | 手数料 |
国内 | ¥1,080 |
アジア | ¥1,300 |
ハワイ・豪州 | ¥1,500 |
けっこうな費用が掛かってしまう。
選択肢
強制振り替えとなった場合の選択肢は4つ
友人や家族のバッグに移し替え
重量に余裕のある人に荷物を移す作戦
一番いい作戦
捨てる作戦
重さを減らすために何か捨てる。
上手にすれば割と損しない。
潔く払う
機内持ち込みは諦めてお金を払う。
手ぶらで搭乗する。
サブバッグ作戦
荷物を詰め替えて重量を減らし、サブバッグを預け入れ荷物にしてお金を払う。
機内にバッグが持ち込める。
✈️ まとめ:最安ルート
タイミング | +7 kg 機内持込 | 受託20 kg枠 |
予約画面 | ¥1,500〜 | ¥1,800〜 |
空港カウンター | ¥2,500〜 | ¥4,600〜 |
搭乗ゲート | ¥3,000〜 | ¥5,000〜 |
差額で買えるお土産: たとえば東京ばな奈 8 個入り(¥1,100)なら 3 箱分!
空港で払うことだけは回避しよう。
何のための格安航空券なのかわからなくなる。
🚀 荷物オーバーを防ぐチェックリスト
予約時にしっかりと重量管理
予約のときに重さを追加するのが一番安い。
荷物の重さをちゃん計ろう。
24時間前までが勝負!
ラゲージスケールを買うべし
行きも帰りのお土産買ってからも役立つ
絶対あった方が良いし、持って行こう。
サブバッグを忍ばせろ
折りたためるタイプのサブバッグを持って行こう。
入りきらなかったり重さの調整など役立つ。
これで “LCC の高額追徴” をほぼ 0 % に抑えられます。快適なジェットスター旅を!