海外旅行でスマホを利用する際の選択肢として、Wi-Fiルーターをレンタルする方法があります。
この方法は、日本でポケットWi-Fiをレンタルし、渡航先で使用するシンプルな仕組みです。
空港で当日にレンタルしたり、自宅に郵送してもらうことも可能で、返却は多くの場合、空港の窓口や店舗で簡単に行えます。
ここでは、Wi-Fiルーターをレンタルする方法のメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット
モバイルWi-Fiをレンタルするのは費用面ではそんなに安いわけじゃないが
使い方や条件によっては最もお得な選択肢となる。
設定が簡単
Wi-Fiルーターの設定はとてもシンプルです。
スマホの通信モードをオフにしてWi-Fiをオンにするだけで、すぐにインターネットに接続できます。
複雑な操作が不要なので、機械に詳しくない人でも安心して利用できます。
すぐに使える
渡航先でモバイルWi-Fiの電源を入れたらすぐに使い始めることができる。
時間の無駄がないのが魅力だ。
複数人で共有可能
モバイルWi-Fiは複数台を同時に接続することができる。
家族や友人と通信をシェアできるため、レンタルの費用や手間がグッと減る。
1台のレンタルで済むためコストパフォーマンスも良いです。
人数が増えるほど負担が減るので節約したい場合には最適。
ノートパソコンやタブレットもシェアできるので1人旅でも役立つ。
安全性が高い
現地でフリーWi-Fiを使うことはできるけど
- 速度が不安定なこと
- セキュリティに問題があること
使用はおすすめしない。
当日にレンタルできる
予約してる時間がなかったり、郵送で送ってもらう時間がなくても大丈夫
窓口で当日レンタルすることができる。
デメリット
ポケットWi-Fiをのレンタルは費用としては安い方なので多くに人が選択しやすい
しかし、デメリットも結構多いので理解して選ぼう
手数料
空港での受け取り返却や宅配便などまずはレンタルするわけだが
最近では、空港受け取りでは手数料が発生することがほとんど。
もちろん郵送でもかかる。
意外と手数料がネックとなる。
レンタルする時間がかかる
窓口で受け取りの場合など、多くの場合が並んでいるだろう。
とりあえず並んで、受け取りの際の説明を受けて・・・
なんてやりとりをしていると意外と時間がかかる場合がある。
ギリギリで空港についてしまうと結構ピンチだ。
予定は余裕をもって行動したい。
持ち運びの手間
レンタルすると本体と充電器が入ったポーチ一式がセットである。
この地点で荷物になる。
また、Wi-Fiルーター本体を常に持ち歩く必要があり、荷物が増えるというデメリットがあります。
特に身軽に動きたい場合には不便に感じるかもしれません。
繁忙期は当日レンタルできないこともある
大型連休ともなれば多くの人が旅行に行く
一度に多くの人がレンタルすると当然足りなくなる場合がある。
空港に行って借りれないのはけっこう困るだろう。
そんなときは予約しておこう。
紛失リスク
レンタル品であるため、紛失や盗難、故障が発生した場合には補償金が発生する可能性があります。
そのため、レンタルの際に保険をつけるかつけないかで費用が異なってくる。
安全に保管するための工夫が必要です。
データ量制限あり
契約プランによっては使えるデータ量に制限があります。
みんなで使えばそれなりにデータを食ってしまうので、最初にどれくらい必要かを考えておく必要がある。
プランによっては割高になることもある。
複数人で利用する場合は無制限プランを選ぶと安心ですが、1日あたり2,000円程度になることもあります。
モバイルバッテリーは必要だ
みんなで使えばモバイルWi-Fiのバッテリーはなかなかの速さで減る。
電波が悪いと頑張っちゃうのでこれまたバッテリーが減る。
モバイルWi-Fiの通信中はけっこう電池の減りが早い。
長持ちするモバイルWi-Fiだ!と書いてあっても
一日中使用する場合はモバイルバッテリーが必須アイテムと言える。
Wi-Fiルーターの電池切れ
Wi-Fiルーター本体の電池切れが起きると
全員が通信を利用できなくなる。
LINEや地図アプリなど、リアルタイムで必要なアプリが使えない。
ホテルへの道がわからず迷子になる可能性も十分ある。
海外でスマホが急に使えなくなるヤバさは想像しやすいだろう。
別行動が難しい
Wi-Fiルーターが1台しかない場合、グループを分けることができなくなる。
片方は通信が利用できないことになるので
2チームに分かれて行動するならもう一台必要となる。
怖いのは一人だけ迷子になった際、連絡が取れなくなる。
地図アプリちょっとずれる
Wi-Fiからの電波を利用するせいなのか
地図アプリを使うと現在地がちょっとだけずれる。
通路が一本ずれてしまうなどが起こる。
知らない土地だと意外とストレスを感じる。
返却忘れ
帰国時はバタバタしているが、空港の窓口へ返却を忘れてはいけない。
忘れたら当然、郵送したり延滞料がかかったりする。
充電口が一つ減る
Wi-Fiルータも充電する必要があるので、ホテルに帰った際には充電口をひとつ使うことになる。
もちろんみんな充電したいのだが、ホテルのプラグはそれほど多くないものである。
まとめ
モバイルwifiのレンタルはこうしてみるとデメリットが多く見える
だがみんなで旅行に行ってスマホをそれほど使わないというのであれば
それほど不便じゃないし、コストもかなり安く抑えられる。
こんな人におすすめ
Wi-Fiルーターのレンタルは、以下のような人に特におすすめです。
家族や友人と一緒に旅行する人
通信をシェアすることでコストを抑えられます。
安定した通信が必要な人
観光だけでなく、仕事や緊急時の連絡手段としても利用したい人に最適です。
簡単に利用したい人
難しい設定なんてできません!という人には最適。
設定が簡単で、初心者にも扱いやすいのが魅力です。
アレもこれも使う人
タブレットもスマホも使いたい、デジカメの写真も飛ばしたい人にも最適
Wi-Fiルーターのレンタルは、便利さとコストパフォーマンスを兼ね備えた選択肢ですが、その反面、持ち運びやバッテリー管理など注意すべきポイントもあります。
旅行スタイルや同行者の有無に応じて、自分に合った通信手段を選びましょう。