航空会社レビュー

ジップエアー料金プラン徹底比較【2025最新】|選び方と注意点

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「ZIPAIR(ジップエアー)の“Value/Premium/Flex Biz”、結局どれが自分向き?」

JAL 系 LCC〈ZIPAIR(ジップエアー)〉は北米・ハワイ・アジアを Boeing 787-8 で結ぶ人気路線を拡大中。

座席タイプ(スタンダード/ZIP Full-Flat)+4 種のサービスパッケージという組み合わせ制を採用しています。

仕組みを知らずに予約すると
「あとから手数料ラッシュで全然おトクじゃなかった…」と後悔しかねません。

本記事では 2025 年 6 月時点 の最新仕様をもとに

  • 4つの料金プランの基本サービスと料金差
  • 荷物・座席・変更ルールの違い
  • よくある落とし穴と回避策

を整理し、「30 秒で自分に最適なプランがわかる」ことをゴールにしました。

 

ジップエアーってどんな航空会社?

東京の成田空港を拠点としているので、実質東京の人じゃないと利用できない。
LCCの価格でありながら、サービスはかなり良い。

燃油サーチャージなし
国際線でも一律不要=価格のブレが小さい。

座席が広め
LCCなのに通常の飛行機と同じ足元の広さ!

フルフラットシートがある
ビジネスクラスのように180度倒せるシートがある

LCC では珍しい “無料・無制限 Wi-Fi”
接続時間・データ量とも完全フリー。
メールや SNS は速度十分、動画視聴も可。

全席に AC 電源+USB-A・USB-C
飛行中に電子機器が遠慮なく使える

JAL マイル・Ponta を ZIPAIR ポイントに交換可
公式サイト決済で 100pt=¥100 と同価値で利用。

有料ラウンジオプション
成田プレミアラウンジ等を片道 5,700 円〜で事前予約可能。

 

ジップエアーの料金プランと座席タイプ

  1. シンプル(座席のみ)
  2. バリュー
  3. プレミアム
  4. フレックスビズ

座席

スタンダード
LCCなのに狭くない普通の席

フルフラット

機内に18席ある完全に横になって寝られるシート。
スタンダードの金額の2~3倍である。

 

パッケージ早見表

パッケージ受託手荷物座席指定機内食追加
Simple
(座席のみ)
× 有料× 有料× 有料7 kg
無料のみ
Value◎ 30 kg ×1◎ 標準席無料◎ 1 食+8 kg
(計15 kg)
Premium◎ 30 kg ×1◎ 全席タイプ無料
(Full-Flat 含む)
◎ 1 食+ドリンク+8 kg
(計15 kg)
Flex Biz◎ 30 kg ×1◎ 全席タイプ無料◎ 1 食+8 kg
(計15 kg)

キャンセルができるのはフレックスビズだけ

※全パッケージ共通で 7 kg (2 個) の無料機内持込が付与。
Value 以上は +8 kg オプション込みで計 15 kgまで可能。

 

各パッケージを詳しくチェック!

例として(東京〈成田〉⇆ホノルル便)

 

Simple(座席のみ)

LCCらしいどのサービスも付属しない乗るだけのプラン

機内食も出ない

片道価格例
スタンダードシート
25,000〜29,000 円(セール最安)

無料サービス
機内持込 7 kg・Wi-Fi・電源のみ

主な追加料金

  • 預け入れ荷物:30 kg=13,000 円
  • 席指定=前方4,800 円・後方3,600 円
  • 機内食=1,400 円〜

向いている人
荷物はバックパックだけ・最安重視・旅程固定

 

Simple で起こりがちなトラブル

変更・払い戻し完全不可
病欠や接続遅延でも全額失効。

オプション後付けが高騰
荷物の追加+席指定+食事を足すとこのプランの意味がなくなる。

座席バラバラ問題
グループ旅行は追加課金必須。

 

 

Value

片道価格例:30,000 円〜
(公式「Standard Value」最低運賃)

セット内容

  • 座席指定ができる
  • 機内食 1 食
  • 荷物が30 kg×1預けられる
  • 機内持ち込み荷物:7kg

一般的な旅行者が一番選びそうなプランになっている

 

Value で注意すべきポイント

LCCらしく変更に対して厳しい

払い戻し不可
キャンセルしても税金のみ返金。

変更不可
日程ズレ=「キャンセル→買い直し」で二重負担。

受託は1個まで
2個目のキャリーバッグは1個=13,000 円必要だ。

 

Premium

片道価格例
スタンダードシート=Value+約6,000 円
フルフラット=79,000 円〜
(「ZIP Full-Flat Value」最安)

セット内容

  • 全座席指定ができる
  • 機内食&ドリンク
  • 優先搭乗
  • アメニティキット
  • 荷物が30 kg×1預けられる
  • 機内持ち込み荷物:計15kg

向いている人
Full-Flatを確実に確保・前方席+優先搭乗で快適に過ごしたい

Premium の落とし穴

変更・払い戻し不可
高額でも柔軟性ゼロ。

預け入れ荷物は1個まで
大量荷物なら追加料金が負担となる。

 


Flex Biz

片道価格例(時期・残席で変動)
スタンダードシート=Value+約12,000 円
フルフラットシート=79,000 円+約10,000 円程度

セット内容

  • 全座席指定ができる
  • 機内食
  • 荷物が30 kg×1預けられる
  • 機内持ち込み荷物:計15kg
  • 30日前まで無料取消(E-Voucher返金)・日程変更可

向いている人
出張・長期旅行で日程変更リスクが高い
Full-Flatを抑えつつ柔軟性も欲しい

 

Flex Biz の落とし穴

キャンセルはコールセンターへ
ウェブサイトでキャンセルとかできない

返金はE-Voucher限定
有効期限180日
バウチャーの発行手数料3%がかかる。

注意ポイント

バウチャーを次回利用するには?
コンタクトセンターで予約する必要がある
Webサイトからご予約ができない・・・

完全フレックス”ではない

キャンセル返金率
出発の30日前まで97%
出発の29日前~7日前まで77%
出発 6日前以降税金分だけ

 

変更時にオプション再購入 ─ 受託や座席を付け直すとコスト増。

 

共通で覚えておく落とし穴

機内持込は合計 7 kg

Value 以上でも +8 kg を足して計 15 kgまで。

「2 個合計」で 16 kg 以上になると、成田⇆ホノルル線では追加 5,000 円がゲートで徴収されます。

 

預け入れ荷物の追加

荷物の料金は個数制

荷物は1個:30kgまでと決まっている

31kgなら中身を若干機内用のカバンに入れるか。

無理なら捨てる。

キャリーバッグ2個になった場合には追加料金が必要
渡航する距離によって値段が違う。

成田~ホノルルは 1個:7500円
+事務手数料1,000円

 

ポイント・トゥ・ポイント運航

ZIPAIR は乗継サービス非対応。
別予約・別航空会社へ乗り継ぐ場合は一度荷物を引き取り再チェックインが必須。

 

オンライン予約が最安

代理店・OTA経由(エクスペディアとか)だとサービスパッケージを自由に選べず、結果的に割高になるケースが多いので要注意。

予約するならジップエアーの公式サイトからするべきだ。

 

まとめ

荷物&座席が不要なら Simple が最安

30 kg 受託+機内食+席指定なら Value

Full-Flat や前方席を確実に押さえるなら Premium

日程変更リスクが高いなら Flex Biz で保険を掛ける

予約時に旅程・荷物・座席希望をシミュレーションし、最適パッケージを選べば大幅な節約が可能です。

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