海外旅行に行けば必ずトイレには行かなければいけません。
しかし、国が変わればルールが変わる。
使い方やルールを知らないと困ったり、非常にびっくりすることになります。
あらかじめトイレに行くための基礎知識を学びましょう。
トイレは有料の可能性がある
日本ではトレイでお金を払う文化はありませんが、アジアやヨーロッパなど多くの国ではお金が必要な場合があります。
僕が行ったフィリピンももれなく有料でした。
例:パーキングエリア、バスターミナルなど
このような公共機関はトイレが限られているので、立ち寄ったときトイレに行くことになるでしょう。
すると必ず、入り口前に机に小銭を用意したおば様が待機しています。
おトイレは小銭程度ですがお金を払う必要があります。
金額は地域や場所によって違うので一概に言えませんが、フィリピンでは5ペソ~10ペソくらいが相場だと思います。
日本円では15円~30円程度です。
たまにおばさまがいないときは払わずやれちゃうときもありますが・・・
大でも小でも金額は同じです。
小銭は絶えず用意しておく必要があります。
お釣りも出ますが大きい金額は使用できません。
便座はついていません
注:これは日本のトイレです。
写真は日本のものです。
フィリピンのものは写真を見せるにはきつすぎるためです。
おトイレですが、日本人なら設置してあって当然の便座なんですが。
トイレに入ってびっくりするのは、まずほとんどの場合便座がついていません。
盗まれるためついていないそうです。
まれについていますが破損しています。
ヨーロッパでもこれは同じです。
おトイレの使い方
最初はどうしたらいいのか?
悩んだ末に便器の上に乗ったりしたものです。
しかし、陶器でできた便器の上にサンダルや靴で乗れば滑ることなど簡単に予想できると思います。。
アルコールスプレーをしてトイレットペーパーで拭く。
という人もいますが、そもそも座れるサイズにはなっていません。
直に座れるほど綺麗なトイレなどありません。
正解は空気椅子
正解は中腰で用を足す空気椅子だと思います。
最初はできないと思っちゃうかもしれませんが、前傾姿勢になれば大丈夫です。
ふらついてできない人はあらかじめ練習しておくのも良いでしょう。
ドアに手をつこうと考える人もいるかもしれませんが、多くの場合とどきません。
心配な人は日本で試してみましょう。
大丈夫です。
回数をこなすにつれて人間慣れていきます。
トイレットペーパーを流してはいけません
トレイにトイレットペーパーを流してしまえば必ずといっていいほど詰まります。
これに関ししては言えば、むしろトイレに紙を流せる国のほうが多くありません。
これは先進国だからやれた高度な技術のうえで成り立っています。
日本は製紙技術が非常に高い
私たちは意識したことがありませんが、実は日本の製紙技術は世界的にも非常に高い国です。
実はトイレットペーパーが絶妙に溶けるのは高度な技術のなせる業です。
フィリピンの紙は溶けません。
トイレの下水処理はトイレットペーパーを流すような前提で作られていません。
そのため流せば、当然のように詰まってしまいます。
持参した日本製のトレットペーパーも流さないほうがいいでしょう。
紙はゴミ箱に!
個室にゴミ箱が設置されていますので、そこに使用したトイレットペーパーを捨てましょう。
ですが、ゴミ箱も設置していないこともあります。
お手数ですが入る前に、他の個室や洗面所周りを確認しましょう。
ゴミ箱がない場合、その辺において行く人がいます。
トイレットペーパーは設置されていません
トイレにトレットペーパーは基本的にありません。
当然、トレットペーパーを付けるところ自体ありません。
お出かけの際はトイレットペーパーをカバンに入れておきましょう。
- 大型スーパー
- カジノ
- ホテル
これらの施設にはトイレットペーパーがは設置されていることがあるので緊急の際には利用しましょう。
突如訪れるピンチ
と、、、トイレットペーパー忘れた!!
人間ですから必ずこのようなヘマをするシーンがやってきます。
さて、用を足すまでトレットペーパーを持っていないこと忘れていたらどうしますか?
この状況はかなりのピンチです。
でも、安心してください。
あなたには教えます。
ウォシュレットあります
トイレの水を流すレバーのところからホースが伸びており、それを目で追っていくと・・・
小さなシャワーヘッドのようなものにたどり着きます。
感の良いかたはお気づきでしょうが、そうです。
ウォシュレットです。
フィリピンやアジアの国々ではトイレでよく見かけることができます。
シャワーヘッド的なものにはハンドルがついていておりにぎると水が出ます。
これでダイレクトにおしりを洗うのです。
だからトレットペーパーは設置してないし、もしも設置したらぬれてしまうからおかない。
ちなみにコレ、必ずあるわけではありません。
使ってみた感想
現地では当たり前のようですが、僕はすごく抵抗がありました。
温水などは出るはずもなく、常温の水が出ます。
おしりに使えばそれなりに冷たく感じるものです。
水圧は握り具合で調整できました。
”ぢ”をお持ちの方にはかなりの朗報かもしれません。
トイレが水洗ではないこともあります
フィリピンではバスによる移動がメインです。
パーキングエリアがあればそこに止まりますが、山のほうに行ったりすると施設とは呼べぬような場所で休憩をすることもあります。
水道が通っていないので、トイレは当然水洗ではありません。
なぞの穴に便器だけのせていることもあるのでそういうところでは・・・
バケツと写真のような、ひしゃく的なものが用意されているので、そちらを使い水を流しましょう。
また、照明も存在しないことが多いので、ライトが必要となります。
カバンやパンツに小さいもので良いのでライトを備えておくと良いでしょう。
まとめ
海外でトイレに行くときの心得
- 小銭をちゃんとポケットに入れましょう。
スマートに入室できます。 - トイレは中腰で済ませること。慣れるようにしましょう。
- トイレットペーパーは決して流してはいけない。
指定のゴミ箱にいれること。 - トイレットペーパーは持参しよう。
基本的に室内にはない。 - 非常時にはシャワーヘッドの存在を忘れないで!
- バケツで流す時もある。
次の人のためにも、ちゃんと流そう。
清潔さには初回は誰しも衝撃を受けると思います。
ですが慣れてしまえば気にならなくなるので大丈夫です。
上記をきちんと頭に入れておけばパニックにはなりません。