格安な料金で利用できる楽天モバイル、楽天カードを持っているとポイントが2倍になるので、変えてみようかな?と考える人も多いはず。
しかし、いざ料金プランを見てみると※で但し書きがたくさん見つかる。
かなり重要なことはいつも小さく書いてあり、実際お得じゃないことが多い。
良くわかるように解析してみた。
料金プランは2種類
スーパーホーダイ | 組み合わせプラン |
月額3,278円(税込)~ 楽天会員は安くなる仕組み | 通話SIM、データSIM2種 自分の好みの価格を選択 |
プランは大きく2つに分かれる。
根本的な違いがあるようだ。
スーパーホーダイ
電話ができて、インターネットやラインなどが使えるプラン。
今までの携帯の感覚のままに使うことが出来る。
特徴
- 10分通話無料のかけ放題
- データ通信が使いすぎて速度制限を受けても他社よりも早いよ!
- 楽天会員への割引
通話
通話が10分間は無料。
10分以降は超えたら30秒で20円
何度でもかけ放題です。
データ通信
S | M | L | LL | |
データ容量 1ヵ月 | 2GB | 6GB | 14GB | 24GB |
プランSは2ギガです。
動画を見ない人ならコレで十分足りる量ですし、余った分は翌月に繰り越せるので、思ったよりいけるかも。
2ギガ以上使うと速度制限を受けますが、最大で1Mbpsで使えるとなっています。
1Mbpsってどれくらい?
実際に使ってみると動画をスムーズに見るのはちょっと厳しい。
検索などは少しもっさり感を感じる程度。
ライン、インスタグラムのようなSNS程度は問題ない。
ダウンロードは遅く感じるでしょう。
ですが、最大速度は理論値なので実際にはこの速度は出ません。
ポイント
プランのデータ分を使いきらないように使うことが大切です。
足りないようならプラン変更がイイでしょう。
スマホの速度が遅いとイライラします。
混みあう時間帯は遅い
速度制限を受けてなくても、ランチタイムや帰宅ラッシュの時間帯は速度が出なくなる。
なぜならみんなが使うので回線が混みあうため速度が出ないのである。
速度制限時の場合
通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は最大300kbps。
※1Mbps=1024Kbps。
料金
S | M | L | LL |
3,278円 | 4,378円 | 6,578円 | 7,678円 |
一番安いプランSは2,980円(税抜き)です。
楽天会員の場合、最初の一年だけ1500円引きだが・・
2年目以降は2980円
税込で計算
税込3,278円-1,650円=1,628円
安いけど1年だけかよ・・・
3,278円は安くないだろ。
ダイヤモンド会員のメリットが大きい
楽天会員の場合で、ダイヤモンド会員のときにはダイヤモンド割キャンペーンがあります。
スーパーホーダイお申し込みの場合だけ。
開通してから1年の間、ダイヤモンド会員の時だけ税込価格から550円引き。
税込 | |
スーパーホーダイS 楽天会員 ダイヤモンド会員 | 3,278円 △ 1,650円 △ 550円 |
月額 | 1,078円 |
スーパーホーダイSをダイヤモンド会員1年キープできるなら
月額1,078円となるのでお得
ここに注意
- その下の会員に落ちた月は割引ありません。
- 複数回線持っていても割引は1回線だけ!
大きく書けよ!大事だろ。
楽天モバイルご利用の流れ
ポイント
楽天ダイヤモンド会員の場合、特典として優待キャンペーンが使えます。
会員限定ページから申し込みすると・・・
スーパーホーダイなら、2,000ポイントもらえる。
組み合わせプラン
大きく分けて3種類のSIM用意されています。
- 通話SIM
- データSIM(SMSあり)
- データSIM(SMSなし)
特徴
- ドコモ回線とau回線が選べる。
- データ量に応じたプランが用意されている
- 余ったデータは翌月に繰り越すことができる
- 前月余ったデータ量を他の人とシェアできる
データシェア
お得そうに見えて微妙なデータシェア
メインとなる人の余ったデータ量をみんなでシェアできる。
招待メールを送れば誰とでもシェアできちゃうようだ。
もちろん楽天モバイルどおしだが。
メインも招待された人も全員月額100円取られる・・・
通話SIM
今までの携帯電話のイメージのままに使うことが出来るプラン。
電話ができて、メール、インターネット、ラインもできる。
データ容量でプランが選べる
プラン | 月額(税抜) |
ベーシック | 1,250円 |
3.1GB | 1,600円 |
5GB | 2,150円 |
10GB | 2,960円 |
20GB | 4,750円 |
30GB | 6,150円 |
※容量を超えると速度制限になる
最大200kbps:とても遅い
だが、ベーシックプランだけ最初から最大200kbpsという激遅いプランになっている。
電話の待ち受けとLINEしかしないよ。というなら使えるかも。
通話
通話料:30秒/22円
通話を安くする方法として楽天でんわアプリが用意されているのが特徴です。
楽天でんわアプリ
月額ゼロ円で使える通話アプリ
このアプリから電話すると30秒/11円になる。
IP電話じゃないので電話番号もちゃんと表示される。
電話回線を使うので、通話品質もそのままに通話料だけ安くなる。
使わない手はない。
公式ホームページ
実は国際電話が安い
楽天でんわアプリは国際電話が意外な安さ!
32カ国一律:10円/30秒!(非課税) |
楽天でんわの10分かけ放題
月額850円を払うことで、楽天でんわ/楽天モバイルアプリでの通話が10分かけ放題になるというもの。
10分以降は30秒/11円で通話料金がかかる。
短い時間で何度も電話する人はお得になる。
使い方は楽天モバイルの「メンバーズステーション」からお申し込みするだけ。
詳しくは公式ホームページから
データSIM
通話ができないので電話は基本的にできない。
インターネットが使えるSIMです。
タブレットなどでネットやアプリを楽しむだけの使い方がベスト。
安いのが魅力
選択肢としてはこの二つが用意されています。
- データSIM(SMSあり)
- データSIM(SMSなし)
SMSとは?
SMSはショートメッセージサービスの略です。
最近では不正な利用を防止するために、SMS認証が利用されています。
SMSありのSIMには電話番号があるので、電話番号あてにメールを送って個人を認証するのに使われています。
これによってセキュリティを高めています。
そのため多くのアプリやサービスでは、SMSを使って個人を認証することが多いので、
「SMSなし」にすると
さまざまなアプリが使えないことが考えられます。
- LINE
- アメーバ
- メルカリ
- Dropbox
- Gmail
などなど
登録認証が必要なゲームも多くある。
SMSなしの利点は少し安いくらいしか思い当たらない。
データ容量ごとのプラン
プラン | 月額(税込み) | |
SMSあり | SMSなし | |
ベーシック | 709円 | 577円 |
3.1GB | 1,122円 | 990円 |
5GB | 1,727円 | 1,595円 |
10GB | 2,618円 | 2,486円 |
20GB | 4,587円 | 4,455円 |
30GB | 6,072円 | 5,995円 |
月の使用量を超えると、最大速度0.2Mbpsになってしまう。
ようするに激遅くなるので、ラインくらいしかできない。
余ったデータ容量は繰り越せるので、それも差し引いて最適なプランを選べばいい。
注意点は、ベーシックプランだけ最初から最大200kbpsという激遅さ。
詳しくは公式ホームページ
電話できないわけじゃない
データ専用SIMでも050plusのようなインターネット環境を使ったIP電話なら使える。
050の電話番号で気にしないなら、最も安く便利な選択肢です。
僕はデータSIM(SMSあり)をスマホで使っている。
通話はIP電話だが不便はさほど感じない。
3GB程度だけど毎月余って繰り越されるので速度制限を受けたことはない。
まとめ
通話10分無料が付くが、月額料金が高い。
データSIM(SMSあり)も標準的な月額ですが、楽天会員の場合ならポイントもらえるしなしではない。
ただ、速度を気にするなら楽天モバイルじゃないほうが恐らく早い。
おすすめ:組み合わせプランの通話SIM
通話SIMは楽天でんわアプリで通話料が安くなるし、データ容量も3.1GBあれば動画見ない人なら十分すぎる。
動画見る人も5GBならWi-Fiも利用すればいいし、月額も安い。
楽天カード持ってるなら、楽天ポイントアップに十分に効果を発揮するだろう。
詳しくは楽天モバイル公式ページから