旅行の知恵

海外旅行保険の補償内容わかりにくい!手短に簡単に説明して?

いらだつ女の子

海外旅行を計画して、ある程度準備ができたら忘れがちなのが海外旅行保険をかけること。

とっても重要です。
最近はインターネットで簡単に契約ができるので、必要事項と旅行の日程を入力するだけです。

海外旅行保険の補償内容は、各社ほとんど似たような感じになっています。

 

しかし、補償内容と金額が表示されますが、内容は非常にわかりにくいです。

見ただけで理解できる人は一握りの人ではないでしょうか?

 

海外旅行保険の補償内容

 

2月に1週間のハワイ旅行に行った場合を想定して試算してみました。

価格ドットコムでランキング上位にあった「ジェイアイ傷害火災のたびほ」を使って説明します。

 

一番安いプランは3,000円ほどですが、お金を払って契約する保険は、一番安いプランでもさすがに手厚いサポート内容になっています。

 

分かりやすいようにざっくりと内容を説明してみます。

 

傷害死亡

事故によるケガが原因で180日以内に死亡した場合にもらえる保険金

 

傷害後遺障害

車いすに乗る人

後遺症が残ったときに、補償してくれている保険。

保険金額の4%~100%がもらえる。

症状によってパーセンテージは大きく変わってくる。

 

疾病死亡

保険期間中になった病気で死んだとき、にもらえる保険金

対象となる期間ですが

  • 旅行中
  • 保険期間が終わってから72時間以内に発病して死亡

 

 

治療費

  • ケガで病院に行ったときの費用
  • 入院してしまったときの帰国するための旅費、宿泊費

 

伝染病の場合などに

自分が原因で病原菌によって汚染した場所の消毒費用

 

救護費用

基本的に自分がなんともならないときの費用のようだ。

救護費用とは下記のようなもの

  • 自分が行方不明になったときの捜索費用
  • 遺体の搬送費
  • 家族がこちらに来る時の旅費

 

 

緊急歯科治療

旅行の時に限って歯が痛くなったり、差し歯が取れたりといったトラブルが起こったりします。

歯の痛みは我慢できない場合が多い。

しかし、歯の治療は病気やケガのような扱いではないので医療費として補償がでないのである

このような場合のための歯科専門の補償

例えば

  • 入れ歯が壊れた
  • 差し歯が取れた
  • 歯が折れた

などの応急処置するときの費用が考ええられる。

 

個人賠償責任

他人にケガをさせたり、他人の物を壊したり、なくしたときに補償してくれる。

運悪く、事故に事故が重なりとんでもない金額になることもある。

1億の補償があれば安心だ!

 

レンタルしたものを壊したり無くしたときもコレに当たるので、意外とありがたい。

レンタカーで事故した場合に車を弁償したり、レンタルしたモバイルWi-Fiを壊した、盗まれたなんて時の弁償代なんかにも使える。

 

携行品障害

自分の所有物が対象となる補償

カメラやカバン、パスポートなど旅行に持って行った物が、盗難・破損・火災などの偶然な事故により損害を受けた場合、うっかり落とした時でも大丈夫!

 

意外にも、エアチケットをなくしたときも有効。

 

パスポートや免許証は発行手数料を補償してくれる。

こんな状況には、なりたくないものである。

 

現金やコンタクトレンズはダメですよ。

 

航空機寄託手荷物遅延等保険金

いわゆるロストバゲージへの補償ですね。

現地に到着したのにスーツケースはどこかへ行ってしまったとき。

目的地に到着してから6時間以内に受け取ることができなかったために、目的地で衣類や生活必需品を買ったときの費用を補償してくれる。

 

弁護士費用等

自分がケガさせれたり、物を壊された紛失されたときなど、訴えるための弁護士費用

 

テロ等対策保険金

テロの影響で予定通りに帰国できないときの費用を補償してくれる。

  • 交通費
  • 宿泊費
  • 国際電話の費用

のようなもの。

近年の状況ならありえなくないですね。

ただ1万円なのであってもなくても・・・

 

どのようなものがテロにあたるか

  • テロによって空港が占拠されて帰国できないとき
  • 飛行機がハイジャックされて乗れない。
  • 自分が誘拐されてしまったとき。

※原子力発電所の事故や放射能汚染は適用外

 

調べてわかった保険の比較

価格ドットコム海外旅行保険比較を見て、ランキング上位3つの保険を試算してみました。

わりと違うんだなと知りました。

めんどくさがり屋さんのためにも、内容は勝手に要約したいと思います。

 

たびとも HIS損保

 

保険料がとても安い。
下記のような余分な補償はいらないから、とりあえず安くしたい人にはちょうどいいと思います。

  • ロストバゲージ補償
  • 弁護士費用
  • テロ等対策保険

 

 

ココに注意

ただし、携行品に対する補償はあるのに、電子機器はオプションをつけないと補償されない。

電子機器とはノートパソコン、スマホ、タブレット、カメラなど精密機械で旅行に持ってい行きそうで壊れやすいモノたち。

つけたほうがいいんじゃないかな?と僕は思う。

460円増えるけど・・・

詳しくはコチラ

たびほ ジェイアイ傷害火災

今回例に取り上げた保険、値段の割には幅広い補償で悪くないと思う。

バランスがとれている。

航空機遅延保険金

  • 飛行機の出発が6時間以上遅れたとき
  • 欠航になったとき
  • 乗ってる飛行機が緊急で目的地以外に着陸したとき
  • 飛行機が遅れて、乗り継ぎ便に間に合わなかったとき

これらの時に1万円支払われる。

たったの200円でかけられる保険だから、LCCなんかは上記のようなことが十分あり得るのでかけてもいいと思う。

その他のオプションはいらない。
クレジットカードの保険などでカバーできるから。

 

詳しくはコチラ

 

Offオフ 損保ジャパン日本興亜

価格も悪くないし、飛行機が遅延や欠航した際の補償が60円で激安。

スーツケースがなくなってしまうロストバゲージに対しての補償があるのが良いですね。

  • 弁護士費用
  • テロ等対策保険

これらはないけど、必要ない補償だ。

 

ココがダメ

すぐに感じるのがウェブサイトが一番使いにくい。

45日前までしか予約できない。

 

詳しくはコチラ

 

まとめ

価格ドットコムの上位3つの保険を比較してみました。

個人的なおすすめはジェイアイ損害火災のたびほです。

保険料は高くないわりに、幅広い補償がありウェブサイトも悪くない使い心地です。

保険料のオプションを取ったりつけたりしたときの小計が見やすいので、試案しやすいです。

航空機遅延補償もオプションなのが良い。
いらない人にはいらない。

 

-旅行の知恵
-