海外旅行は好きですか?僕は海外のホテルに泊まるのが大好きです。
特に朝食が楽しみなのですが、若い頃知らなくて困ったことがあります。
それは卵の焼き方です。
実は海外では卵の焼き方が日本よりもたくさんあることを知りませんでした。
「卵の焼き方どうしますか?」
と聞かれたのですが、当時の英語力やその説明してくれる英語がまたわかりませんでした。
知らないものを英語で説明されてもイメージがわかず、理解することができませんでした。
でものちのち調べてみたらすごく簡単なことだった。
知っていればどういうことではありません。
覚えておこう!
フライドエッグ:fried egg
目玉焼きのことです。
目玉焼きには焼き方があるので「どうしますか?」と言われたときに答えられるようにしましょう。
サニーサイドアップ:目玉焼き
Sunny-side up
私たち日本人の多くがイメージする目玉焼きの状態です。
ですが、焼き加減は結構ゆるめ
白身はかなり柔らかめで、黄身はかなり生に近い。
両面焼き
イージー・ミディアム・ハードと焼き具合の強さで名前が付いています。
Over easy egg
両面焼きの目玉焼きで、焼き具合が弱めのタイプ
ひっくり返して軽く焼いた程度のもの。
黄身はトロトロと流れ出るくらい半熟で、白身も柔らかい。
Over medium egg
イージーよりももう少し焼いた感じ、
黄身はちょっと固くなっている。
白身もそれなりに固め
Over hard egg
両面をよく焼いた目玉焼き
もちろん、しっかりと黄身に火が通っているし、白身はちょっと焦げ目がつくくらい。
スクランブルエッグ
白身と黄身をよく溶いて、下味として塩・コショウ・ミルクなどを入れてよく混ぜる。
これを温めたフライパンに油をしいて、バターを溶かす。
そこにたまご液を流し込んで、かき混ぜながら火を通しますが、あくまでも半熟であることが大切。
かなり緩めの流れるような玉子にするのがポイント。
ゆで卵:boiled egg
- Soft boiled:半熟たまご
- Hard boiled:茹でたまご
湯で具合で黄身の硬さが決まるのですが、とっても簡単
ゆで卵を希望して伝えるようなシーンは思い当たらないが、知っておいてもいいと思います。
オムレット:omelet
Omelet
日本人がオムレツと言っているモノですね。
フワフワの半熟玉子焼きです。
ちょっと高めのホテルでは、朝食会場にシェフが待機して卵料理を作ってくれます。
オムレットは中に具材を入れて焼いたりするので人気があります。
シンプルに具材ナシならプレーン。
ベーコンやマッシュルーム、ネギなどお好みの具材を入れてもらいましょう。
ポーチドエッグ:poached egg
ほとんど日本語化しているので、発音もそのままでも通じるかもしれません。
ポーチドエッグは沸騰したお湯の中に卵を割いれてゆで卵を作ります。
殻なしのゆで卵ですね。
お鍋のお湯をグルグル回して渦を作り、その中心に落とします。
白身が真ん中にちゃんとよりますからね!
実はお湯にはお酢が入っておりタンパク質凝固作用で、白身が素早く固まる効果があります。
熱と酸によって白身が固まっちゃうわけですね。
2分半ほど茹でたら、冷水にさらします。
外は柔らかくて中身は半熟となっております。
エッグベネディクトやほうれん草炒めの上に乗せたり、トーストに乗っけたりします。
エッグベネディクト?
エッグベネディクトはポーチドエッグを使ったメニューのひとつです。
二日酔いを治すために注文した下記のモノを組み合わせたのが始まり。
- バターを塗ったトースト
- カリカリに焼いたベーコン
- ポーチドエッグ
- 少量のオランデーズソース
ハムとイングリッシュマフィンに変更してメニュー化されました。
地域やレストランによって様々な種類があるので楽しめる。
写真ではチーズがかかっているのかと思ってしまうが
実はオランデーズソース
オランデーズソース知ってる?
高級フランス料理では基本の5つのソースのひとつ。
こんなソース日本人には馴染がありません。
卵黄とレモン汁を温めながらかき混ぜ泡立てます。
とろみがついたら溶かしバターを少しづつ混ぜていくと乳化してマヨネーズ状になる。
味付けは
- 塩
- 少しの黒コショウ 又は カイエンペッパー(唐辛子の粉)
こんな風に使います
まとめ
たまご料理は意外といろんな種類があり、海外のホテルでは朝食の時に聞かれる可能性はかなり高いです。
名前までわからなくても、こんな風にしてくれるということを知ってくるだけでも全然違うと思います。
好みの焼き方を伝えて朝食を楽しみましょう!