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SIMカードを2枚挿すのはなぜ?メリットは何?【デュアルSIM】

最近のスマートフォンはSIMカードを2枚挿せるタイプがたくさん出てきました。

androidのスマホなら比較的すぐに見つけることができます。

ではなぜ2枚も挿す必要があるのか?

なんのメリットがあるのでしょうか?

 

そもそもSIMカードとは?

最近はnanoが主流

SIMカードにはそれぞれ固有の番号が与えられていて、それを登録することによって誰が使っているのかわかるようになっています。

また、電話番号の情報も入っているので、SIMカードを挿すことでスマホに電話番号を持たせることができます。

SIMカードに電話番号が入っているので、別のスマホにSIMカードを挿せば電話番号もそのまま移動できるということです。

 

SIMカードを2枚挿せるメリット

SIMカードを2枚挿すことは全ての人にメリットがあるわけではありません。

特定の人が得する方法と言えると思います。

 

2枚SIMカードがさせる状態を

デュアルSIM

と呼んでいます。

 

デュアルは「2重」「2者」を意味する言葉です。

 

会社支給のスマホを持たなくていい

営業職など業種によっては「仕事用のスマートフォン」を支給される人がたくさんいます。

このような人は支給されたおかげで、2つのスマホを持ち歩かなければいけなくなります。

  1. プライベート用の自分のスマホ
  2. 仕事用の支給されたスマホ

持って歩く方からすれば、めんどくさいし重いし邪魔です。

 

このような時にSIMカードを2枚挿せるスマホなら、仕事用とプライベート用を一台のスマホにすることができます。

しかもこの場合、電話番号が2つになりますが、両方を1台のスマホで着信することができます。

 

自分に合ったプランがない

通話もするし、動画も見るし・・

とにかくスマホをけっこう使うという人はたくさんいます。

このような人が困るのは料金です。

そのため、このタイプの人は種別の違うSIMカードを使いたい人です。

 

SIMカードには各社でさまざまな特徴があります。

  • 通話し放題のSIMカード
  • インターネット使い放題
  • インターネットが常に速度が速いところ
  • データ通信がすごく安い

このようにいろいろあるので、このような異なるタイプを組み合わせたい人に必要な機能です。

 

例えば

電話をよくするので、通話し放題のSIMカードを挿します。

このSIMカードは通話するためだけと考えて安いプランを選びます。

 

もう一枚のSIMカードはデータ通信専用の通話無しを選ぶことで、データ通信の容量が多くて安いものを使うことができます。

 

電話番号は変えたくない

スマホの電話番号を変えるというのは、非常に手間がかかるのでできればやりたくないものです。

最近はナンバーポータビリティといって、電話番号を他の通信会社に持って行けますが、メールアドレスも変わってしまいます。

想像しただけでめんどくさい作業です。

 

デュアルSIMなら・・・

電話番号が入っているSIMカードの契約はデータ通信が少ないが安いプランに変更できます。

インターネットやメールするためのデータ通信は格安SIMカードなどを使います。

これによって電話番号やメールアドレスをそのままに、基本料金を大幅に減らすことができます。

 

スマホが2枚のSIMカードに対応しているからこそです。

 

海外で使う

海外旅行などではモバイルWi-Fiなどをレンタルする人が多いですが、海外では観光客用のSIMカードが一般的です。

そのため、非常に安いプランが用意されており、スマホに挿すだけで簡単に使うことができます。

デュアルSIMなら

  • 日本の番号のSIMカード
  • 旅行先の国の番号のSIMカード

これらを同時に使うことができるので、旅行先でレストランの予約をするときにも安い通話料で電話できます。

 

モバイルWi-Fiがいらない

このメリットは大きいです。

モバイルWi-Fiを・・・

  • なくさない
  • 壊すことがない
  • 充電しなくていい
  • 返却する手間も要らない

スマホの電池も長持ちするのだ。

 

ちなみに海外のSIMカードを返却する必要はない。

使い終わったら捨てればいい。

 

デュアルSIMにも種類がある

シムカードが2枚挿せるスマホにも、大きく分けて3種類あるのだ。

スマートフォンによって最初から決まっているので、買う時に確認しておく必要があります。

あとでどうにもできないからだ。

 

シングルスタンバイ(DSSS)

デュアル-シム-シングル-スタンバイ

それぞれの頭文字をとってDSSSです。

このタイプは2枚挿せますが、1枚しか機能しないタイプ

 

使う場合は切り替えて使う。

そのため片方は機能しない。

 

デュアルスタンバイ(DSDS)

2つのSIMカードをスタンバイ状態にできるタイプ。

どちらも待ち受けできるので2つの電話番号を待機状態にできる。

 

デメリットは

  • 通話用SIMカード
  • データ通信専用SIMカード

このような場合、データ通信専用のSIMカードで動画を見ていたら、電話を受けることはできない。

 

通話中にデータ通信も使えない。

スタンバイできるけど、同時には使えないのだ。

 

デュアルアクティブ(DSDA)

電話中にインターネットで調べものもできるし、動画を見ているときに着信も可能。

私たちが思っている便利な2枚挿しの状態です。

一番便利だからできればこのタイプのスマホを選びたい。

 

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