旅行トラブル & 対策

格安航空券の注意点|予約前に必ず確認すべき5つのこと

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「この値段、安すぎる!」と思ったらちょっと待って!
格安航空券には思わぬ落とし穴が隠れていることも。

後悔しないために、予約前にチェックすべき5つのポイントを紹介します。

 

追加料金の罠!
安いと思ったら結局高い?

格安航空会社(LCC)というのは基本的に人間を運ぶだけの代金がスタートになっている。

そのため、基本料金が安くてもオプション料金がかさむことがよくあります。

 

受託手荷物料金

いわゆる旅行の際にスーツケースを預けるやつ。

コレ、LCCでは預け入れ荷物は有料!

20kgの荷物で片道3,000円〜7,000円の追加コストもザラ。

 

機内持ち込みの制限

身につけているカバンやバッグ、バックパックなどもシビアに重さを計られる。

7kg〜10kgが上限のことが多く、大きなバッグはアウト。
追加料金を取られる。

 

座席指定料

座席の指定はオプションなのだ。

友達同士で並んで座りたいならお金が必要なのだ。

窓際や足元が広い席を選ぶと、500円〜3,000円ほどの追加料金。

 

支払い手数料

クレジットカード決済で数百円〜千円程度の手数料がかかる場合も。

ピーチだと600円くらい。

「安い!」と思っても、オプションを足したらJALやANAなどのレガシーキャリアと同じくらいの金額になることも…。

 

空港の場所とフライト時間を要チェック!

「空港に着いたけど…え、どこの空港よ?市街地までこんなに遠いの⁉」

なんてことも。

 

都市中心部から遠すぎる空港に要注意!

例:フランス・パリの場合

シャルル・ド・ゴール空港(CDG)なら市内まで約25km
電車(RER B)なら約35分。

LCCだとパリのボーヴェ空港(BVA)のことがある

距離は市内から約80km!

 

例:東京の場合

LCCは成田空港(NRT)発着が多く、羽田(HND)に比べてアクセスが悪い。

  • 成田空港(NRT)
    →東京駅まで約60km、成田エクスプレスで約53分。
  • 羽田空港(HND)
    →東京駅まで約20km、モノレール&JRで約30分。

 

深夜・早朝便は移動手段が限られる!

公共交通機関が動いていない時間帯はタクシー移動になり、思わぬ出費に。

深夜に空港に到着すれば、タクシーで移動しかない。

安くても、空港までの移動費がかさんだら意味なし!

 

帰りも早朝だと同じようにタクシーを使うことになる。

もしくは空港ホテルの利用などが必要となる。

 

変更・キャンセル不可!?
ポリシーを確認せよ!

「日程変更したいけど、変更できない…」

そんなトラブルを避けるために、事前確認が必須!

LCCあるあるですが

  • 変更手数料が高すぎる!
  • キャンセル不可のケースが多い!

少しでも予定が変わる可能性があるなら
料金は高くなるけど予約変更可能な航空券を選ぶのが吉。

 

乗り継ぎ時間と手荷物の扱いに要注意!

「乗り継ぎ時間が短すぎて間に合わない!」

こんな悲劇を防ぐためにチェック!

 

乗り継ぎ時間がギリギリすぎないか確認!

LCCの乗り継ぎ時間は時にかなりタイトな場合もある。

出発や到着が遅れることも結構あるため、次の便との時間に余裕がなくなる。

空港なんてものは入国審査や手荷物受け取りにやたら時間がかかる。

このように自分に非はないが、次の便に間に合わない可能性は十分にある。

 

手荷物の扱いは航空会社によって異なる!

別の航空会社を利用する場合、乗り継ぎ地で一度荷物を受け取り、再チェックインが必要なことも。

 

万が一、乗り継ぎに間に合わなかったら?

同じ航空会社の乗り継ぎ便なら?
→振替便を用意してもらえる可能性あり。

LCCなど別会社便の場合?
 →空港でスマホにぎって航空券検索サイトを使って、自力で新しい便を手配する必要がある。
なかなかに悲劇である。

 

旅行保険で「もしも」に備える!

LCCでは、遅延・欠航時の補償が手薄な場合が多い。

 

フライト遅延・欠航時の補償がないことも!

文字通りなにもしてくれない。

代わりの便も用意してくれないし、料金の補償もない。

 

この場合、最初に高いプランを選んでおけば補償がかなり違う。

だが、高いプランにしたらLCCの意味がないともいえる。

 

手荷物の破損・紛失に対する補償額が低い!

スーツケースが壊れたり、なくなったとき補償金が出るが足りない。

クレジットカードの付帯保険を活用するか、追加で旅行保険に加入するのが安心。

 

旅行保険はどう役立つ?

困ったときの旅行保険
乗り継ぎ遅延補償がある場合

フライト遅延補償:6時間以上の遅延が発生した場合
⇒食事代や宿泊費をカバーしてくれる。

欠航時の補償
航空会社が補償しない場合でも
代替便の手配費用や宿泊費をサポート。

ただし、保険会社やプランによって補償条件が異なるため、事前に確認が必要。

 

注意点は保険会社が代わりの便を探してくれるわけではない。

旅行者自身が航空券を確保し、後から保険会社に請求してお金が返ってくる形が一般的。

 

まとめ:格安航空券、結局お得なの?

「基本料金+オプション料金」の合計を確認!

空港の場所と移動コストをチェック!

キャンセル・変更ポリシーをしっかり確認!

乗り継ぎ時間と手荷物ルールをチェック!

旅行保険で予期せぬトラブルに備える!

個人的には短距離の移動がLCCの使いどころだと思う。

やらかしたときのカバーもしやすいし、最悪費用も少なくて済む。

逆に短距離に高い料金のエアチケットなんていらないだろう。

 

格安航空券の落とし穴を回避して、お得&快適な旅を楽しみましょう!

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