海外旅行で飛行機に乗る場合には、私たちの荷物は大きく2種類に分けて飛行機に乗ることになります。
- 預け入れ荷物:スーツケースなど大きなものは貨物室へ
- 機内持ち込み:リュックやカバンなどは手荷物として客室内へ
貴重品などがあるので、機内持ち込み荷物はほどんどの人が持って行きますがどんなものを入れているのか気になりませんか?
僕も海外旅行を繰り返すうちにリュックの中身はどんどん進化していきました。
ではどんなものを入れているのか?
何を入れておくべきかを考えてみました。
機内持ち込み荷物は用途によって大きく6つくらいに分けて考えてみました。
貴重品類
貴重品類は肌身離さず持っている必要があります。
必ず機内に持ち込むようにしましょう。
スーツケースにお金を入れたりしちゃダメです。
スマホ
パスポートの次になくしたくない持ち物と言える。
海外では日本よりも急速にペーパーレス化の流れが進んでいる。
スマホから予約するとチケットカウンターに並ぶ必要がなく、時間が大幅に節約できるなどスマホは重要度が高いレベルになっている。
こういったものに対応している
- 観光地の入場チケット
- バスの乗車券
- 電車の切符
- バーコード決済
美術館や世界遺産などの入場に使うので、スマホをなくすことは今まで以上に深刻な事態になってしまう。
財布
- クレジットカード
- 日本の現金
- 交通系カード
- 免許証
なくす可能性があるので必要なもの以外は持って行かないほうがいい。
お財布は飛行機に乗るまでは必要ですが、そのあとは使わない存在となる。
海外用のお財布がおすすめ
海外旅行では海外用の財布を別に用意するのをおすすめします。
ナイロン製とかおすすめです。
メリット
- 本革のように高級感がでていないこと。
- 盗られてなくなる可能性がある
- とても軽い
- 丸ごと洗える
などです。
海外のお札の臭いを嗅いだことがありますか?なかなか臭いです。
ニオイが付いてしまう可能も考えておいた方がよいです。
パスポート関連
- パスポート
- ボールペン
- エアチケット(航空券)
- Eチケット
- 外貨用の財布
- 小銭入れ
ファスナーケースのような口がしっかりと閉まるような袋が便利です。
これらがなくなると致命的な状況と言えるので、なくならないようにしたいものです。
最初はパスポートケースとか使っていましたが、結局かさばるし重いのでやめてしまいました。
細かいことが気にならないなら「冷凍用ジップロックL」でも十分じゃないかなと思う。
個人的には「セキュリポ」がおすすめ
- 渡航先の現金
- パスポート
- エアチケット
- クレジットカード
- プライオリティパス
セキュリポを買ってからは非常に便利になった。
パスポートケースでもあり、外貨用の財布でもある。
横長である航空券(エアチケット)も入ってしまう便利ポーチだ。
電子機器
- デジタルカメラ
- タブレット端末
- スマホ
電子機器は基本的に飛行機の客室内への持ち込み荷物にするべきです。
ほとんどの電子機器はリチウムイオン電池が使用されていますが、発熱や発火の可能性から安全上のルールが定められています。
そのため、多くの電子機器はスーツケース入れて預けることができない。
モバイルバッテリーなんかは毎回カウンターでスーツケースに入れていないか聞かれるくらいだ。
ポイント
すべてがダメなのではなく、160kw以下のバッテリー内臓の電子機器はスーツケースなんかに入れて預けることができる。
シェーバーなんかはスーツケースでも大丈夫。
ただし、スーツケースに入れることのリスクもある。
これらのことを考えると機内に持ち込んでしまうほうが安心だ。
- 盗難の心配
- スーツケースは乱暴に扱われるので衝撃で壊れる可能性
小物類をジップロック
- モバイルバッテリー
- SIMピン又はクリップ
- イヤホン
- SDカード容器
- 充電器
- ケーブル
こういった細かい小物はジップロックに入れてしまいましょう。
中身が見えて管理しやすいし、雨でぬれることもありません。
モバイルバッテリーだけが機内に必ず持って行かなきゃいけないものですが、その他も使用頻度が高いので機内に持ち込みましょう。
飛行機の座席にコンセントやUSBポートが付いている場合も多くあり、スマホを充電したりもできます。
SIMピンやクリップは機内でスマホのシムカードを交換するのに便利です。
ガジェット類が多い人
ガジェットポーチなんかで検索するとでてくる。
散らかったりしないし、使いたい時にすぐ出せるので便利!
国によっては必要
渡航先によってはコンセントの形が違うためコネクターが必要となる。
100円ショップなんかでも買うことができる。
なくす可能性と差し込む数が限られるので最低2つは必要。
トラブルを想定した装備を持って行く
海外旅行は意外とトラブルが起こりやすいので、確率としてはけっこう高く誰でもあたる可能性があると思ってもいいだろう。
そのためトラブルに対応できるだけの装備を機内持ち込み荷物に入れておくのがおすすめです。
トラブルの例
飛行機に乗れない場合
天候不良やストライキ、飛行機が遅れて乗り継ぎ便に間に合わないなど。
飛行機が大幅に遅れるなど。
スーツケースがない場合
荷物が別の飛行機に間違えて載せられた場合、ロストバゲージと言ってスーツケースなしの時間を過ごすことになる。
手元に戻るまで2,3日かかることも良くある。
盗難によって見つからないことも。
予測不能なトラブルに対応できるように機内持ち込み荷物にはさまざまなモノを入れつつも、必要最低限に抑えるのが旅の常識と言えるだろう。
液体物(機内持ち込み用)
液体物は機内で使うようなことはないので、そもそも必要がないように思うが、不幸にもトラブルにあってしまったときの備えも兼ねている。
- 飛行機に乗ることができず、一泊する羽目になったとき
- 空港から出ることができなかった場合
- ロストバゲージ
こういった事態を想定してこの小袋に詰めるのだ。
何もなければ着陸してからスーツケースに入れたらいい。
飛行機の客室内に液体物を持ち込むには厳格なルールがあるので、それに従って小さな容器に詰めてジップロックする必要があります。
ジップロックのMがジャストサイズであるが、それほど大きくはないため必要最低限に絞り込む必要がある。
機内持ち込み!液体物リスト
- シャンプー
- コンディショナー
- 洗顔料
- クレンジング
- ハンドクリーム
- 歯みがき粉
ちょっと重いけど旅先で使う量を入れてしまうといいだろう。
色んな所へ分けて入れると管理しにくいからだ。
コンタクトレンズセット
- コンタクトレンズ保存液
- レンズケース
荷物になるので不便だが目が悪い人は仕方がない。
飛行機の時間が短い場合には必要ないと考えがちだが、念のために所持することをおすすめする。
ロストバゲージしたときにコンタクトケアセットの入手は非常に困難だからだ。
また、ケースがないとコンタクトを外すことができないし、そのあとメガネがないと見えないことも忘れずに!
帰りも油断することなく手荷物にするべきだ。
非常用スキンケアセット
一応、使い捨てて使えるように試供品のスキンケア用品などを持っておこう!
それほど荷物にならないし、使い勝手もとても良い。
厳格には液体物となる扱い。
空港ラウンジでシャワー室を利用する場合
仕事先からそのまま出発するような場合や深夜便を利用するときなどに。
タイやベトナムのような熱帯の国の帰りにシャワーを浴びて飛行機に乗れば快適である。
プライオリティパスなどを持っていると空港のラウンジでシャワー室を無料で使うことができる。
飛行機が朝便で到着するような場合
ハワイなんかは早朝に空港に到着する場合もあるが、チェックインまでにはかなり時間があり空港のトイレで準備をすることになる。
ポケットに忍ばせて水場に持って行けば楽ちんだ!
衣類
衣類のほとんどはスーツケースに入れてしまうものだが、最低限入れておきたいものもある。
パーカー
パーカーは思った以上に重要と言えるアイテムだ。
パーカーは防寒性がありフードをかぶって寝ることができるし、光や音を遮ることができるので非常におすすめだ。
飛行機内の室温は多くの場合、時間と共に寒くなってくる。
窓際の席に座っている場合、外気温と空調の関係でかなり寒い場合がありブランケットだけでは堪えがたいときもある。
また、LCCのような格安航空機ではブランケットは有料だ。
ライトダウンも意外とおすすめ
軽量コンパクトで暖かいので持って行っていいと言える。
使わなくても枕にもできる。
一日分の下着
ロストバゲージ対策として1泊できる程度の衣類(Tシャツ・下着・靴下類)
非常用なので使わない可能性が高い、極力薄くて軽い素材にしたいところ。
スーツケースが2、3日帰ってこない場合もある。
そんなときには洗って乾かしてを繰り返す可能性もあるので、乾きやすいドライ素材がおすすめだ。
旅行の便利グッズ
便利グッズはなくても旅に支障はないが、あったら便利なもの。
- ネックピロー
- アイマスク
- マスク
- スリッパ
- 耳栓
- ティッシュ
- タオル
イスに座って寝ると首がやっぱりつらくなるのでネックピローはおすすめ。
また、空港のベンチで寝るような最悪の状況では枕になる。
スリッパがあると靴を脱いで過ごすことができる。
そのあとのホテルでも活躍する。
荷物のポケットに入れておきたい
ちょっとした小物類も意外と必要性がある。
機内に持ち込んだカバンの出しやすいポケットに入れておくべきだ。
- TSAロックの鍵
- リップ
- 常備薬
- デンタルフロス
- 歯ブラシ
- 棒型のカミソリ
爪楊枝なんか海外にはないので、歯に挟まったときに解決法がないと困るのでデンタルフロス入れておく。
すぐ出せるポケットがおすすめ。
棒型の横滑り防止タイプのカミソリ
いざという時にヒゲも眉も剃れるし、お菓子の袋を開けるなどできる。
ハサミは持ち込めないがコレは機内に持ち込める。
防犯グッズ
多少荷物になるが持って行った方が安心できる。
ワイヤーロック
食事中にカバンなどを持って行かれないように、椅子やテーブルに荷物を固定するために使う。
南京錠
リュックのジッパーを勝手に開けられないようにする。
鍵がなくなったりしないダイヤル式が良い。
100円の物で十分!
まとめ
機内に持ち込む荷物は考えだしたらキリがないので、極力減らせるように努力する必要がある。
海外旅行を繰り返すうちに僕は用心していろいろ持ち込んでいるが、リュックに入れてしまえばそれほどパンパンになるわけではない。
また、空港に到着したらスーツケースに必要ないモノは移動させるので、重さや量はそれほどシビアに気にしなくても大丈夫。