イタリアにある都市ペルージャはローマとフィレンツェのちょうど中間くらいの位置にあり、それほど遠くないので観光に訪れる人も多いんじゃないでしょうか?
そんなペルージャのおすすめスポットを紹介します。
ペルージャの町の中心地には城塞あって、小高い丘というか巨大な岩を削り城塞化したものが観光スポットと言えるでしょう。
とても大きくて特殊な作りをしているのでラピュタを思わせるなと感じました。
丘の上には観光スポットがあります。
- マッジョーレ噴水
- サン・ロレンツォ大聖堂
- デイ・プリオーリ宮
などがあるので観光客はここを目指してやってきます。
バス停もあるため観光バスが止まりますが、今回おすすめしたいのはもう一つの足、電車であるミニメトロです。
ペルージャのミニメトロが観光におすすめ
小さな箱型になっており、無人で動く可愛いデザインの登山電車?となっており、高速バスの発着場から市内を抜けて、城塞へとつながる3.2㎞程度の小さなケーブルカーです。
城塞は車を止めるスペースも非常に少ないので、渋滞緩和のために作られたケーブルカーがミニメトロです。
ただの交通機関と思われがちですが、私たちのような観光客ならばコレは立派な観光名所といえると思います。
イタリアの街を見ながら城塞へと向かってゆっくりと進んでいくので、都会的な市街地から旧市街へと徐々に変化していく様子は思ったよりも風情があります。
まずは駅で切符を購入
一応電車のようなものなので、切符を駅の券売機で購入です。
多言語対応となっており
- イタリア
- フランス
- イギリス
- ドイツ
と国旗が記されており、言語の選択ができます。
予想通りですが日本語のボタンはありません。
イギリスの国旗がわかれば英語で購入することができるよ。
買い方
一応親切に買い方の説明があるが、どうにも日本人の感覚ではわかりにくい。
キップを選んでからお金を入れてね。とか書かれている。
画面の手順に従えば大丈夫!
キップの種類
まずは購入するキップを押す。
3種類が存在し回数券も存在する。
ペルージャで観光客が降りて楽しむような駅はないので、回数券が必要とは思えませんが最後に払い戻しができるよ。
24時間キップは1日乗り放題だ。
お支払い
コインを入れる場所はわかる
が、どうしても紙幣の挿入口がわからない・・・。
僕だけだろうか?
クレジットカードも使える
- VISA
- Master
でないと使えない。
ヨーロッパあるあるですがアメックスやJCBは使えない。
カードを挿入したら暗証番号を入れてね。
キップを購入
今は1.5ユーロで乗れるが、物価の上昇と共に価格が値上がりすることもあるのはどこも同じ。
上下と自動改札に刺しこむ方向が記されています。
70分間有効なのだ。
その間なら乗り降り可能だ!
カッコイイ自動改札
ミニメトロは有名なデザイナーによってデザインされているので自動改札もオシャレ。
自動改札自体も良くできていて、ハイテクだなと思う。
海外の改札は日本ほど高速で処理されないので、慌ててぶつからないように!
差し込み口に切符を入れるのだが、ちゃんと取り忘れないように!
でるときに切符がないと出られないので、大変困ったことになる。
実際、取り忘れて出口の改札で困る観光客を見て、他人事ではないなと思った。
駅のホーム
簡素なホームではあるが雨にも当たらないし、ガラスの自動ドアが付いており線路に落ちることもない。
1分間隔で小型の箱がやってくるので、知らない人たちと乗りたくない場合は見送っても大丈夫!
仲間同士で車内に入れば写真撮り放題だ。
向こう側は終点の高速バス乗り場である。
バスでペルージャまできた場合、バス乗り場からミニメトロに乗れる。
一応ケーブルカー?
市民の足なので各駅停車で小さな駅がいくつか存在する。
線路にはケーブルがあるのでケーブルカーのようだ。
自転車も乗せれる
自転車ごと移動できる辺りはヨーロッパらしい。
しっかり固定すればいいようだ。
変化する街並み
住宅やマンションが立ち並ぶ市街地から城塞となっている丘に向かって登っていく。
基本的に速度はゆっくり。
どんどん登っていく
基本的に坂道ばかりのペルージャ中心地。
うしろを撮影するとこんな感じで、なだらかに登っていっている。
速度はゆっくりなので逆に景色を楽しめる。
到着
思ったよりも中は広くて、運転席などもなく、自動運転はどのような仕組みなのか不思議に感じる。
中は鮮やかな赤色。
イタリアらしくてオシャレな乗り物だった。
駅はわかりにくい
終点はペルージャの要塞跡の端の方に到着します。
駅は近代的な構造を遺跡内に作った感じです。
出入口は非常にわかりにくいので、帰りのためにも覚えておきましょう。
ちなみに祭りの際でも九時半までしか運航していない。
帰りは気を付けたい。
ペルージャの城塞跡
旅行雑誌には有名な観光名所ばかり紹介しているが、広場からの景色は非常に美しくて、意外と他の観光地よりもココが一番きれいかもしれない。
ジェラートを食べながらゆっくりとみると良いだろう。
内部も見てほしい
僕は観光として教会内よりも城塞の内部の方が面白いと思う。
無料だし、意外と広いので軽く見て回ってはどうでしょう。
未だに発掘が続けられている。
映写を見れる
15分程度ですが、壁面を使ってプロジェクションマッピング風の映像を流してくれている。
ペルージャの歴史についてですが、イタリア語で説明してくれるので詳しくはわからない。
入口
普通に道路わきに城塞の入口があり、下から上がってくることもできる。
まとめ
ペルージャの僕個人のおすすめはミニメトロと城塞内部、ジェラートですね。
電車好きならミニメトロは必ず乗って欲しいです。
ハイテク自動運転のケーブルカーを歴史的建物の内部へつなげてしまうあたりは流石だなと感じました。