イタリアのご家庭にホームステイさせてもらったときに一緒にクスクスを調理しました。
非常にシンプルなのに美味しかったので、日本でも作りたいと思いました。
忘れないようにレシピを公開です。
クスクスとは?
クスクスはパスタなどに使われるデュラム小麦に水をくわえて練ったあと、ざるなどを使って小さな粒状にしたものを蒸して乾燥させたものです。
そのためアメリカではパスタの一種として扱われています。
多くの国では米や豆のような扱いです。
デュラム小麦はタンパク質が多くて、粘り気があまりないのでポロポロとしています。
私たち日本人にはパラパラのライスに感じます。
本日の材料
- クスクス
- お湯
- パプリカ
- たまねぎ
- 枝付きのトマト
- 種抜きオリーブ塩漬け
- リコッタチーズ
3人分適当に用意しましょう。
クスクスを準備する
深めのお皿にクスクスを人数分入れましょう。
クスクスに塩を振って下味をつけます。
そして、オリーブオイルを回しかけます。
ダマにならないように、全体を良くかきまぜましょう。
クスクスは茹でなくてよい
クスクスはパスタの一種ですが茹でる必要はありません。
塩とオリーブオイルを混ぜた後、熱々のお湯を入れます。
意外なことにお湯はそれほど多く必要ありません。
蓋をする
なんとクスクスは超簡単調理のパスタなのだ!
「カップ麺のようにお湯を入れたら待つだけ」
蓋をして待つと、パスタはお湯を吸って膨らみます。
具材をカット
- 枝付きのトマト
- 種抜きオリーブ塩漬け
- リコッタチーズ
クスクスに入れる具材をカットします。
それぞれを細かくカットしましょう。
イタリアのチェリートマト
イタリアでは枝付きのトマトで売られていることがよくあります。
枝ごとカットしてそのままパックに詰めているので、小分けしたり選別することがないので新鮮なうちに出荷できます。
そのため、イタリア人は好んで枝付きを買ってきます。
チェリートマトの味
青臭さはなく、濃厚な甘み、少なめの酸味が特徴です。
やはりイタリアの風土があっているのか、いつ食べてもトマトはうまいです。
塩漬けオリーブ
オリーブはオイルを絞るだけではなく、塩漬けにして食べたりもします。
瓶や缶などに塩水と一緒に入れて売られています。
すでに種も抜いてくれてあるので、カットするだけです。
イタリアではよく出会う食材のひとつです。
これを入れると、クスクスを食べたときに良い塩味を感じられオリーブの香りがひろがります。
リコッタチーズ
リコッタチーズは少し甘みがあって、低脂肪のさっぱりとした柔らかい食感のチーズです。
山羊のミルクから出来ているものですが、チーズとしてのクセがなく、塩味も酸味もかなり控えめで食べやすい味です。
リコッタとは
チーズを作る際に、ミルクにタンパク質が固まる液体を入れて、その塊を集めたものがチーズの原料ですが、その時に残った液体、「乳清(ホエー)」を煮詰めたものがリコッタチーズです。
イタリア語の二度煮るから来ています。
具材を調理する
オリーブオイルをフライパンに入れて、具材はお好みのモノを入れてしまいましょう。
本日の具材は黄色いパプリカと玉ねぎを用意しました。
良く炒める
具材がしんなりするまで炒めましょう。
肉厚で甘みのあるパプリカは炒めると柔らかく、美味しい香りがします。
炒めたたまねぎは甘みと旨みがでます。
混ぜ合わせる
お湯で戻したクスクスと炒めたパプリカ達を混ぜ合わせます。
具材が入ると量が多くなるので、初めから大きな器でクスクスを戻すようにしましょう。
クスクスを崩しながら、パプリカとしっかり混ぜましょう。
盛り付け
今回は3人分ですが、器に分けます。
具材を分ける
カットしたトマトやチーズなどを人数でそれぞれ分けました。
その具材をクスクスの上に乗っけます。
クスクス完成
よく混ぜ合わせて食べましょう。
サラダのようなごはんでとても美味しくてヘルシーです。
簡単にできるので時間もかかりません。
これはおすすめの料理だと思います。
具材も好きなものをアレンジして作れます。
ごはんを炊いていなかった時にクスクスとかどうでしょうか?