航空会社レビュー

ピーチの運賃タイプを徹底比較|違いやおすすめプランがわかる!

※アフィリエイト広告を利用しています

「Peach の運賃タイプ、何がどう違うの?」

――そんな疑問を抱いたまま公式サイトを開き、結局「いちばん安いし Minimum でいいや」と選んで後悔した経験はありませんか?

Peach(ピーチ・アビエーション)は LCC らしく自由度が高い一方、運賃タイプごとの“落とし穴”を見落とすと、あとで追加料金が跳ね上がることもしばしば。

本記事は 2025 年 6 月時点の最新仕様(Minimum/Standard/Standard Plus)に対応し、以下をコンパクトにまとめました。

  • 各プランの基本サービスと料金差
  • 荷物・座席・変更ルールの違い
  • よくある失敗パターンと回避策

まずは概要をチェックし、余計な出費やストレスとは今日でお別れしましょう!

 

2025 年 4 月~の変更のポイント

従来の「シンプルピーチ/バリューピーチ/プライムピーチ」

現在は下記の3タイプに名称変更されています。

  1. ミニマム
  2. スタンダード
  3. スタンダードプラス

座席カテゴリも4 区分に再編されました。

  1. ファスト(最前列1列)
  2. フロント
  3. ミドル
  4. バック

 

プランをざっくり早見!

プラン受託手荷物座席指定変更/払い戻しチケット発券手数料※
Minimum× 有料× 有料× 不可640 円
Standard◎ 20 kg ×1 無料◎ 3 エリア無料
(Fast 除く)
× 不可0 円
Standard Plus◎ 20 kg ×1 無料◎ 全席選択可
(Fast は有料)
◎ 変更・払い戻し可0 円

※オンライン発券時。
空港・コールセンター経由は別途手数料が掛かります。

 

Minimum(ミニマム)

片道価格例:約14,000 円~(東京〈成田〉→台北)

機内持ち込み:7 kg(2 個合計)

受託手荷物:有料オプション
(国内 1,800 円~ / 国際 2,900 円~)

座席指定:すべて有料

変更・払い戻し:不可

向いている人:最安重視・荷物はリュックだけ・短期旅行者

 

Minimum で起こりがちなトラブル

変更・払い戻し一切不可
病欠や遅延でも運賃は全額没収(欠航時は航空会社救済あり)。

オプション後付けが割高
受託手荷物を空港で追加すると事前料金の約 1.5 倍以上。

席バラバラ問題
無料座席指定なし。
家族・友人と並ぶには追加課金か運頼み。

 

Standard(スタンダード)

片道価格例:約18,000 円~

受託手荷物:20 kg ×1 個無料

座席指定:最前列以外は無料

変更・払い戻し:不可(キャンセル→買い直し扱い)

向いている人

  • スーツケース 1 個が必須の一般旅行
  • 座席を揃えたいカップル/ファミリー

 

Standard で注意すべきポイント

払い戻しは Peach Points 限定
個人都合でキャンセルした場合、運賃・税金から手数料を引かれた金額がPeach Pointsで返還。
現金には戻せません。

Peach Pointsの有効期限は 180 日
半年で失効するため、次の予約予定がない人は実質的に「返金ゼロ」になるリスクがあります。

便・日付変更は不可
予定がずれた場合は「いったんキャンセル→再購入」。
その時点の運賃が高騰していると差額+キャンセル手数料で二重負担になります。

無料受託手荷物は 20 kg ×1 個まで
21 kg超や 2 個目以降は追加料金。
空港当日追加はウェブ予約ときの1.5倍前後と高額です。

最前列(Fast Area)は有料
足元が最も広い Fast Area は 2,000~3,000 円の追加が必要です。

運賃タイプのアップグレード不可
ミニマム/スタンダードからスタンダードプラスへ変更したい場合も、キャンセル→再購入しか方法がありません。

 

Standard Plus(スタンダードプラス)

片道価格例:約24,000 円~

受託手荷物:20 kg ×1 個無料

座席指定:全席選択可(Fast Area は追加料金)

変更:出発 1 時間前まで便・日付変更可(差額+変更料)

払い戻し:可能(手数料差引後に返金/Peach Points)

向いている人
出張・乗継ぎなど予定変更リスクが高い
足元広め席を確保したい

 

Standard Plus の落とし穴チェック

差額+変更手数料
便変更時は運賃差額+最大 6,000 円。
運賃が安くなっても差額返金なし。

オプション再購入
変更すると座席・手荷物オプションが消滅し、付け直しは再課金。

Fast Area 追加料金
最前列は選べるけど
2,000〜3,000 円が別途必要。

払い戻しも満額ではない
キャンセル時は 500 円手数料+各種手数料が返金対象外。

 

各プラン共通で覚えておきたい落とし穴

 

機内持ち込み

2 個合計 7 kg を超えると
ゲートで 15 kg=4,500 円前後を徴収。

 

受託手荷物
1 個 20 kg が基本単位。
21 kg 以上や 2 個に分けると即追加料金。

ポイント・トゥ・ポイント運航
乗継ぎや別予約は一度荷物を受け取り再チェックインが必須。

支払手数料
ミニマムだけ片道 640 円の発券手数料が発生。

決済期限
コンビニ / ATM 払いは 24 時間以内。
経過すると自動キャンセル。

 

迷わない選び方|かんたん目安

日程変更の可能性がある
スタンダードプラス

荷物(20 kg以内)を預ける
スタンダード

荷物 7 kg 未満・最安重視
ミニマム

足元広め席を確保
 →スタンダード+ファストエリア追加
or スタンダードプラス

 

よくある質問(FAQ)

Q1. 受託手荷物なしで空港カウンター追加するといくら?

例:成田→台北(S クラス路線)
ウェブ事前 2,900 円 / 空港当日 4,500 円(15 kg)。
差額は約 1,600 円
荷物が決まっているなら事前購入が鉄板です。

 

Q2. セール運賃はどのプランが対象?

ほとんどのセールはミニマム限定
手荷物や座席を足すと割高になりやすいので、総額で比較しましょう。

 

Q3. スタンダードプラスで便を変えると追加費用は?

運賃差額 + 変更手数料(路線別 ~6,000 円)。
差額 0 円なら手数料のみで変更できる。

 

まとめ

荷物・座席が不要ならミニマムが最安

荷物 1 個+座席指定込みなら スタンダードが王道

変更リスクがあるならスタンダードプラスで保険を掛ける

Peach は必要なオプションだけを選びやすい反面、当日追加は割高です。

予約時に旅程と荷物量をシミュレーションし、最適プランを選んでください。

-航空会社レビュー