スーツケースので最も破損する部分は地面と接しているキャスター部分です。
キャスターは消耗品なので、使っていればいずれは壊れてしまいます。
僕もその日が来てしまいました。
修理してもらうことは可能ですが、意外といいお値段がかかってしまいます。
でも、大丈夫です!
自分でタイヤ交換することができちゃうからです。
キャスター部分を買おう
アマゾンなどで検索することによって
「スーツケースのキャスター部分」を購入することができます。
僕は2つ壊れてしまったので、すべて同じにするために4つ購入してみました。
セット内容
- タイヤ
- ボルト
- ネジ
- ワッシャー
- レンチ
必要なものがすべてそろっているので取り付けるだけで済みます。
タイヤはベアリング付き
タイヤは一応ボールベアリングになっています。
ホイルの軸に金属のボールが入っているためスムースに回るというものです。
手で回してみるとイマイチの回転だと感じますが、これは転がりやすくするためのモノではなく
摩擦を分散して重い荷物に耐えられる構造です。
スーツケースはめちゃくちゃ重い荷物を長時間転がすことになるので、ベアリング付きなら軸が焼けたり壊れたりしにくくなります。
若干重たくなりますが、ホイールの寿命が長くなります。
タイヤ部分は適度に分厚く、そして硬さもあって頼もしい感じです。
2つのボルト
ご親切にも30mmと35mmの両方が入っているので、キャスターに合わせて使うことができます。
ねじ山に樹脂塗ってくれてる
意外と親切です。
ねじ山に色がついていますが、これは意味があります。
ネジに樹脂が付いているのこのままねじ込んであげましょう。
もちろんそのせいで非常に入りにくくなりますが、ネジと穴の隙間に樹脂が詰まることで抜けにくくなります。
そのため、一度つけて取ってしまうと樹脂がなくなってしまう。
付け直ししないほうがいい。
ワッシャーの役割
ワッシャーが付いていますが、どの部分につけるのか何のためにあるのか?
意外と知られていませんが、
- 設置する素材面の保護
- 設置面積が広くなるので緩みにくくなる
- ボルトが穴を抜けにくくなる
などと言ったメリットが存在するため付属してあります。
そのため、可能ならば使用したほうが良いですが、スーツケースの足に合わないようなら使えません。
僕は入れると、ネジが最後まで入り込まなくなるのでやめました。
取付作業
交換するべき壊れた車輪を取り外す必要があります。
多くの人の口コミを見ると、糸鋸でボルト部分を切ると書いてありましたが、実際やってみるとめちゃくちゃ大変でおすすめできません。
タイヤを固定しているカシメ部分をペンチで緩めてあげる方が楽ちんです。
電動ドリルでネジのど真ん中を削る方が簡単でした。
それぞれの配置
取り付けは非常に簡単ですが、ワッシャーの位置だけ迷うかもしれませんが、ボルトと足の間に取り付けます。
もちろん場合によっては、つけないほうがピッタリ入る可能性もあります。
なきゃないで大丈夫です。
両方からしっかりと固定すれば完成です。
まとめ
キャスター交換は非常に簡単なので、これくらいは自分でやってもよい作業です。
タイヤも静音タイプの静かなものになったので、次の旅行が楽しみになりました。
少し小さくないか?
そうです。
気がかりなのはタイヤのサイズを間違えたことです。
あと5mm大きいほうが良かった。使えると思うんですが・・・
交換する古いタイヤを取り外してから、計ったほうが確実でしょう。
意外と5mmの間違いには気が付きませんでした。
計測はしっかり行ってから注文すれば大丈夫です。