イタリアのスーパーには日本とはいろいろ違うものが置いてありますので、ちょっとで買い物をしてみました。
今回は対面コーナー編です。
お肉売り場
日本だと生肉の量り売りがされているが、生肉は見当たらない。
生ハムにベーコン、サラミといった加工肉が並ぶ。
生ハムコーナー
さすがイタリアですね!
日本の精肉コーナーがないんですが、生ハムコーナーがございます。
お好きな生ハムやベーコンなんかをグラム売りしてくれるし、お好きな厚さでカットしてもらえます。
正直日本人では安いのか高いのかまったくわかりません。
食料品売り場にはパウチされた生ハムも売られていますが、コチラの方がおそらく美味しい生ハムなのでしょう。
サラミ
生ハムが有名すぎて注目されませんが、実はサラミもすごく美味しいです。
旨みが強くて一口食べると唾液が止まらなくなります。
生ハムよりも食べ応えがあり、このまま食べれるので機会があったら挑戦して欲しいですね。
ワインやビールなんかとすごく合います。
地域によって味が違ったりして楽しめるので、チーズや生ハムに並ぶイタリアの代表と言えます。
お惣菜
サラミの隣にはお惣菜的なものが並びます。
塩漬けやオリーブ漬けなので漬け物といった方がよいでしょうか?
オリーブ漬け
イタリアはホントにオリーブが好きです。
生オリーブの実はとんでもなく苦くて渋いので、収穫の時にかじろうとしたら本気で止められました。
日本でいうと梅干しのような立ち位置でしょうか?
塩味でオリーブの旨みがあるので何個も食べたくなりますが、おつまみでバーなんかで見ることが多いでしょう。
赤いヤツ
塩漬けオリーブやよくわからない漬物が並ぶ中にある赤い実。
トマトかと思ってしまうが、すごく辛いピーマンの塩水漬けだと思います。
パプリカのような甘みと爽やかな青唐辛子のような香りがします。
うまいんですが、舌が痛いくらい辛い・・・
なかなか食べる機会はないかもしれません。
ズッキーニとドライトマト
左のうすっぺらいのはズッキーニのピリ辛オリーブオイル漬け。
ズッキーニはカボチャの仲間だが、食べてみればナスに近いと言える。
イタリアのナス漬といったものになる。
右にあるのはドライトマトを浸けたものです。
長期保存するために干したトマトは旨みが強くて、甘みがあります。
トマト嫌いの人は中のゼリー状の部分が嫌いという人が多いので、ドライトマトなら青臭みはないので食べれるかもしれません。
スイーツコーナー
ちょっと不思議ですが生ハムの隣にスイーツが売られています。
タルト生地のケーキやクロワッサンが見えます。
クロスタータ
イタリアの家庭のお菓子クロスタータ。
タルト生地の上にジャムやカスタードなんかをたっぷりと乗せて焼いたケーキです。
ど甘いです。
価格は1キロ=16.20ユーロ。
さっぱりピンとこない。
思いっきりチョコのケーキやタルトが並びます。
日本で思うようなスポンジ生地のケーキは見当たりません。
パンナコッタ
本場のパンナコッタを見ることができました。
生クリーム・ゼラチン・砂糖と言った材料を煮て作るプリンのようなお菓子です。
たっぷりとフルーツソースがかかっていると思われる。
コチラはホールで14.90ユーロです。
生ハムクロワッサン
プロシュートが挟んであるクロワッサン。
スイーツコーナにあるので小腹が空いたら買ってみるのもいいだろう。
ロールケーキ
シンプルなクリームもりもりのロールケーキを見つけました。
これもまたキロ当たりのお値段でわかりにくい。
ティラミス
見えにくいけどティラミスも売っている。
ビスコッティ(ビスケットです)にエスプレッソを染み込ませたものを敷き詰め、カスタードとマスカルポーネチーズを合わせたクリームを乗せて層をつくる。
マスカルポーネチーズは少し甘みがあり、ミルク感を感じるコクのあるチーズで、クリームチーズよりも柔らかく少し硬めの生クリームといった感じです。
製菓に向いているチーズなのだ。
小さいものも売られているのでスーパーで買って食べることができます。
ブリオッシュ
これはクロワッサンにチョコがかかったものだが、イタリアの場合はチョコクリームだったりジャムが中に隠されて入っていることがよくある。
ちなみにこういったクロワッサン的なパンはすんごく甘いが、カプチーノやエスプレッソとの相性はよく、イタリアの朝食の定番です。
とても美味しいのである。
ピザ
ピザが切り売りされていました。
価格的には左のマルゲリータは1ユーロ
バジルとか乗っていないシンプルなピザのようで、スーパーですねと言った感じ。
安いのでおやつ感覚で。
チーズのピザ
白い物体は卵の白身かと思ったのですが、ブッラータと呼ばれるチーズでモッツアレラチーズなんかと同じ様な作り方をします。
違うのは厳格に産地や製法が決まっていない普通のフレッシュチーズ。
- パンチェッタとチーズのピザ
- 野菜とチーズのピザ
と名札には書かれている。
野菜のピザはキノコとパプリカが乗っかっているようだ。
どちらも2ユーロだが、お得感は感じない。
パンコーナー
パンはけっこう売れるのだろう。
かなり商品がなくなってしまっている。
一応カットはしてくれるようだ。
他の店舗
他のスーパーだとこんな感じ。
ヨーロッパは全般的にパンのレベルが高いので、日本人ならスーパーのものでも旨いなと感じると思う。
菓子パン?
日本でいう菓子パンや総菜パンはパンコーナーには存在しない。
ピザやこういったチーズのパンがそれにあたるだろう。
総菜系もあるよ
ソーセージが入ったものやピザパンもある。
甘いパン
ドーナツ系のパンもあるのだ。
パンコーナー
食パンやハンバーガーのバンズ、バゲットにできそうなパンなどはたくさんあるが、日本のような菓子パンや総菜パンは見つからない。
対面コーナーで買うようだ。
まとめ
イタリアのスーパーの対面コーナーも日本人が見てみれば、意外と多くの発見があり面白いものです。
旅行の際にもデザートを探してみてもいいかもしれません。
スーパーなら一度の多くのスイーツを試すことも可能です。