ホームステイするという形でイタリアのご家庭に滞在させていただきました!
3つの家を渡り歩き共に生活したり、旅行に行ったりとイタリアで2か月半を過ごしてみました。
僕の場合、滞在方法はワークエクスチェンジです。
ワークエクスチェンジとは?
労働力を提供する代わりにベッドや食事の提供をしてもらえるというプログラム。
ようするに農家や畜産業の仕事をタダで手伝う代わりに、3食の食事と寝る場所やシャワーが得られるのだ!
僕のようにお金はないけど海外生活を体験したい人にはピッタリ!
イタリアはどこ?
フランス・スイス・オーストリア・スロベニアと陸続きです。
イギリスはEU加盟国なので、ヨーロッパの移動には電車や車などで特に審査もなく移動できます。
ドイツ ⇒ フランス ⇒ イタリア
こういった旅行もそのまま国境を気にしないで旅行できる。
国土
イタリアは地図上ではロングブーツのような形をした縦長の国です。
面積は日本の4/5くらいなので、さほど変わらない国土と感じますね。
緯度で見てみると
イタリア | 日本 |
ミラノ | 稚内(北海道) |
ローマ | 函館 |
意外と北の方にあって半分が北海道と同じような位置にある。
日本のように縦長なので気候が上と下では若干違います。
当然北は寒くて、南は暖かいのだ。
でも気候はまったく違う。
北海道のような死ぬほど寒いということはない。
イタリアの人口
イタリアの人口:6,000万人
日本の人口 :1億2,000万人
国土面積はそんなに変わらないのに、日本はその2倍もいるのでびっくりされました。
それもそのはず「日本は人口が世界10位」なのだ。
ポイント
ちなみに
世界1位:中国は14億2,000万
世界3位:アメリカ3億2,700万人
イタリア人
イタリアでは3家族の家を渡り歩き滞在させてもらいました。
若者からおっさん、おばさんまで幅広く接して距離を詰めてみました。
イタリア人の体格
日本人でも言えますが、色々な体形の人がいるので一概には言えません。
また、ヨーロッパだけあってさまざまな人種がいるので、髪の色や瞳の色が定まってはいません。
ナニナニ系イタリア人となるわけですね。
全体的なイメージとして、イタリア人は思ったほど背は高くありません。
日本人とそれほど変わらないくらい、もしくはもう少し低いかな?というイメージです。
ですが体つきはがっしりとしており、筋肉質です。
胸板は厚く感じました。
ポパイとかイタリア人ぽいですね。
おしゃれイケメン
ハンサムガイは人によって基準が違うと思いますが街中でけっこう見つかります。
服装は似たような感じばかりですが、スーツの着こなしはホントカッコイイ。
おじ様は特に渋くてかっこ良く、おしゃれでジャケットや革ジャンが似合います。
僕もこんな風に渋い年の取り方をしたいと思ったりしました。
美女が簡単に見つかる
モデルみたいな女の子はそこらじゅういるので、すぐに見つかります。
とんでもない美人がいるときがあり、ついガン見してしまいます。
基本は黒髪の人が多いですが、天然のブロンドの人はほとんど見られませんでした。
大体染めていると思われます。
顔立ちはヨーロッパなので様々なタイプがいます。
美人もハンサムをたくさんいますが、残念なことに日本と同じように少子高齢化に悩んでいます。
おばさまは期待を裏切らない
不思議なことにイタリアのおばさまは、イメージ通りになります。
みんな同じように感じました。
最終的にゴールは同じ感じになるのかもしれません。(笑)
喫煙率が高い
タバコは非常によく吸う国民ですね。
女性の喫煙率は高く感じました。
紙タバコが主流
また、たばこは紙たばこで、タバコの粉とフィルターを器用にクルクルまいた後
舐めて貼り付けるのが印象に残ります。
めんどくさくないのかな?とよく思いました。
僕は喫煙しないので味はわかりません。
なにリンガル?
海外に行くと多民族なので複数の言語を話せる人がたくさんいます。
2か国語話せるとバイリンガルなんて言いますが、
3か国語話せる:トライリンガル
4か国語話せる:クアドリンガル
なんてつわものもいます。
ですが、実際にいろいろな人に会いましたが、それは一部の人です。
英語は基礎教育程度なのでそれほど通じません。
日本人よりも英語は話せますが、誰でもはなせるわけじゃないんだなと感じました。
若者でも英語ができる人とできない人がいて、年齢層が上がると英語は通じませんでした。
あいさつ
イタリアでのあいさつは初対面の場合
「自分の名前を伝えて握手」
になります。
ですが、二回目や帰りのあいさつの場合には
「ハグ&キス」
が基本となっています。
非常に恥ずかしくていまだに緊張するのですが、
おじさんでもほっぺたをくっつけ、チュッと音を鳴らします。
キスするわけじゃないし、たぶんしちゃダメ。
僕のような知らない日本人でも、知り合いの友達なら握手してのハグ&キスになります。
もちろん美女であろうともハグ&キスになるので
ドキドキするし、いい香りがするので緊張するのだ。
あいさつして触れ合いがあると、なんとなく心の距離は近くなるので話しやすくなる。
悪くない文化だと思う。
イタリアの地域を日本で例えてみた
イタリアも日本のように地域によって特色があります。
食文化の違いや県民性のようなものがあって大きくことなります。
別の国の人だ。なんて言っていました。
もちろん、ケンミンショーと同じで全ての人がそうそう!と言えない
と思いますが、僕なりに例えてみました。
ミラノ
北にある大きな都市ミラノ
イタリアらしい伝統的な建物が残る大都市です。
フランスやドイツ、北の国々からも人が入るせいもあり、イタリアにしては少し寡黙でおしゃれな街です。
山岳地帯が近いので肉料理やチーズなどが有名です。
イタリア人のわりにグイグイ来ない、陽気なノリで距離を詰めてこない。
冷たいというかシャイなのか?
日本でいうなら京都のイメージでいいと思います。
ローマ
イタリアの首都であり、イタリア観光では欠かすことができない文化遺産都市です。
かなり大きな都市で遺産だらけで見どころが多くて、とにかく観光客が多い。
イタリアの真ん中あたりにあるローマならピザも
- 薄生地タイプのミラノ風
- 分厚いタイプのナポリ風
どちらのレストランも見つけることができます。
レストランはヨーロッパなので近隣諸国の食事が楽しめます。
僕はイタリアなのに中東系のレストランに行きました。
ビルは一切ありませんが、日本で例えるならローマは東京でしょうか。
ナポリ
南の都市、ナポリは日本人も名前は知っている!といった感じでしょう。
いったことはありませんが、イタリアの人からどんな地域か聞いてみました。
- デカい声やぶっきらぼうな態度
- 冗談が好きで距離を詰めてくる。
- 人懐っこい大型犬のよう。
- ちょっと雑なんだよね。
などと言っていました。
僕は聞いた時すぐに
「それ大阪のことでしょ?」
と思いました。
港町なので魚介類などを多く食べます。
イタリアらしいトマトやチーズなどと魚介の組み合わせは、日本人好みの食文化と言えます。
シチリア島
イタリアの最も南に位置する大きさは四国ほどの半島です。
火山でできた島なので岩が多くごつごつした地形になっています。
歴史的にもさまざまな国から侵略を受け、いろいろな国の人が混じり合っているので、多くのイタリア人がイタリアとは文化も料理も大きく異なると口をそろえて言っていました。
シチリアは南国の日差しの強さ、海の美しさや魚介類の豊富さ。
食材の南国感。
実際に行った僕のイメージは沖縄ですね。
これは市場などのイメージも入ると思いますが・・・
いらっしゃいの声がデカい。
シチリアの人たちは声がデカくて、しゃべり方もクセがあってうるさい。
イタリア語もなまっているそうです。
食文化はイタリア料理とはまた違っており、このあたりも沖縄のように感じました。
非常に個性的で美味しい食べ物がたくさんあります。
土地は火山灰の肥沃な大地があるため、ワインの生産が有名でかなり力強い赤ワインが印象的です。
何度もローマに行ったことがある人は、旅程に余裕があるならそろそろシチリアに行ってみるべきです。