海外旅行中はどんなに健康な人でもさまざまな条件が揃うと体調を崩してしまうものです。
そんなとき、現地で薬を購入する必要があるかもしれません。
しかし、外国で薬を買うのは言葉の壁や商品名の違いから、意外とハードルが高いものです。
この記事では、フィリピンで薬を買う方法と注意点について詳しく解説します。
旅行中に安心して薬を購入できるように、具体的な手順や現地事情をわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
ドラッグストアで薬が買える
フィリピンは発展途上国ですが薬局でちゃんと薬を入手することができます。
日本のようにショッピングモールの中や商店などが並んでいる場所など
薬局チェーンが結構たくさんあるので探すのに困ることはないと思います。
購入は対面式
しかし、日本とは少しスタイルが違います。
対面式になっていてカウンターのみとなっています。
そのため、店内を歩いて薬を手に取って見る。ということはできない。
自分で薬を探すようなことはできません。
必要な薬を調べる
海外にも薬剤師のような人が必ずいるので、その人に薬を処方してもらうことになります。
ですが、英語で伝える必要が出てきます。
その場でしっかりと英語で言えると良いですが、学校の英語の勉強で体調が悪い時の言葉を知る機会ってあまりない。
下痢やおう吐を伝えられるでしょうか?
細やかな症状を英語で伝えることは難しいかもしれません。
自分の症状から必要な薬をあらかじめ調べておくことをお勧めします。
仕方ないのでネットで調べて薬を特定しましょう。
可能なら日本に電話して相談するのもいいでしょう。
薬がわかったら薬の名前を英語でメモしましょう。
もちろん症状が重く、一刻を争う場合には薬局じゃなく病院に行くようにしましょう。
会話によって入手する
カウンターでの会話によって薬を買うので、品揃えや値段は店員さんに聞かないとわからないのです。
ゆえに欲しい薬の名前を明確に絞っておくか、症状を説明できるように紙に書いておくなどすると良いでしょう。
下記のような会話になります。
なにが欲しいのか?
調べておいた英語の薬名を伝えましょう。
どれくらいほしいのか?
薬局では1錠から薬が売っています。
ゆえに伝えられる値段は一錠あたりの値段になります。
単位は、一錠やダース、カートンで買えます。
ひとつなぎどれだけ入っているかわかりませんから聞きましょう。
どんな形状がいいか?
- カプセル
- 錠剤
- タブレット
- 粉
薬の形状を問われます。
その薬ごとに違うのでどれがあるの?と聞きましょう。
同じ薬でも形状によって値段が若干違います。
価格は安い
希望の薬を伝えたり、症状なんかを伝えると薬を探しに店の中でガサゴソします。
見つかったら値段をレジに打ち込みますからお支払いしよう。
薬はどれもすごく安いです。
どの国でもそうですが抗生物質と鎮痛剤が他よりも割高になっています。
でも、日本からくらべたら駄菓子のような値段です。
場合によっては処方箋が必要
お国柄だと思いますが、真面目に処方箋を要求してくるときと、いらない時があります。
このあたりがフィリピンです。
処方箋など持っていたら病院で薬を買っているでしょう。
なのでこんな時は店を変えれば入手可能です。
処方箋が必要な薬がどうしても必要なら別の薬屋に行くと購入できる可能性があります。
僕の購入履歴
こんなのを買っておきました。
非常時に備えてですね。
抗生物質
抗生物質は人間の細胞には毒性はないですが、有害な細菌類に対しては毒性がある。
このようなタイプのお薬です。
怪我したり傷口が化膿したりしたときに怖いので買っておきました。
Amoxicillin 500mg
(アモキシシリン)
ペニシリン系の抗生物質で幅広い細菌に有効です。
比較的軽い症状に使うものですが、耐性菌が多いため時にはあまり効かないこともあります。
また、一部の人はアレルギーを起こす人もいます。
咳止め
タンの切れを良くして咳やタンを鎮めてくれます。
去痰薬と呼ばれるもの。
謎の咳が止まらないので買いました。
フィリピンあるあるですが、謎の咳がなかなか治らないものです。
空気が汚いからじゃないかと思います。
Carbocisteine (カルボシステイン)
病院ではムコダイン錠などよく見られるお薬です。
日本の薬局でも去痰薬として簡単に入手できる。
抗アレルギー剤
花粉症とかに使われる抗アレルギー薬です。
フィリピンでは花粉の心配ないけどこれは違う役割もします。
抗アレルギー薬は、じんましんにも効果があります。
Claritin クラリチン
蕁麻疹の原因
ストレスや疲れ・食物アレルギーなどさまざまな引き金が存在します。
旅先ではいつもと違う生活によって蕁麻疹になるかもしれません
蕁麻疹が出たときにかゆくて眠ることもできなくなったら怖いので買っておきました。
でも日本の薬局で買っておいた方が安心に決まっています。
フィリピンでも薬は買える
海外であっても困ったときには薬を買うことができます。
ある程度症状を伝えることができれば買うことができます。
また、必要な薬がわからないときにはクレジットカードのサポートダイヤルを使うなどして乗り切りましょう。
体調を崩しやすくなる原因
- 食生活の変化
- ストレス(不安や興奮)
- 時差
- 寝不足
このように、旅行などで海外に行くときにはこのような原因が複数重なることがあります。
むちゃくちゃ丈夫な僕でもやはり体調には気をつけるようにしてます。
楽しいことでも健康でないと楽しむことはできないからです。
しかし、どんなに気をつけても体調を崩すときは来てしまいます。
そんなときに助けとなるのがお薬です。
ほとんどの人が常備薬を持って旅行に行くと思いますが、ときには持っている薬ではマッチしないこともあるでしょう。
薬を買う必要が出てくるときは必ずあります。
自己責任
店員さんは使い方の説明や注意事項など一切ありませんので自己責任飲みましょう。
もちろん自分のアレルギー反応などちゃんと知ってから買いましょう。
海外の薬は日本人には強いと言われています。
錠剤の投与量も違うんだと思う。
常備薬は必ず持参しよう
お薬は持参するのが一番。
持病があるならなおさらです。
でも最悪ちゃんと買えますから安心してください。