リュックはナイロンやポリエステルで出来ており非常に丈夫です、月日と共にペットボトルなんかを入れるサイドポケットの部分がダルダルになってきます。
そのまま使うと中に入れたボトルはすぐ落下してしまいます。
この部分はゴムなのでどうして寿命が来てしまいますが、自分の手で修理してしまいましょう!
直す場所
この部分はゴムになっていますが、素材自体が伸び縮みするものなので劣化してしまった場合交換するしかありません。
交換することは困難なので、この帯の部分にゴムひもを入れてしまうことにします。
そのため帯の中にスペースがある場合の修理法となります。
針などを挿してみて空間があるか確かめてみましょう。
揃えるモノ
修理するためには必要なものが若干あります。
- ゴム紐
- 縫い針
- 糸
- ゴム通し(クリップやヘアピンでも可能)
- カミソリ
たったこれだけなので場合によっては買いに行かなくても揃うかもしれませんね。
確認する
まずはゴムを通す部分を確認して、リュックのサイドポケットのゴム部分の幅に合うようなゴムひもを用意しましょう。
僕の場合5mm幅のモノが最適でした。
挿入口をカットする
ゴムひもを入れるところを作るために切れ目を入れます。
リュックの素材はナイロンが良く使われますが、非常に強度が強い繊維なので切断も容易ではありません。
当初カッターを使いましたが、切れなくて苦戦したのちハサミを使ったためかなり汚くなってしまいました。
失敗した教訓から他のポケットには「切れ味が鋭いカミソリ」を採用して正解でした。
カミソリを使うと切れ込みがわからないほどシャープに仕上げることができます。
ゴムひもを通す
ゴム通しがなかったのでクリップで代用しましたが問題なく使えました。
ホチキスや縫い糸で途中で抜けてしまわないように加工しておきましょう。
左右に抜け出るまで頑張りましょう。
片方を縫い留める
糸を2重にして強度を高め玉結びを少し大きめにして抜けてしまうのを防ぎましょう。
ゴムひもを止めるので伸びたときに必ず力が加わります。
ポケットと同じ色の糸を使えば目立たないようにできます。
片方をしっかりと縫ってしまいましょう。
そして裏から数回縫い、同じく裏面に玉止めして固定します。
ブサイクながらなんとか縫い付けることができました。
縫い留めたら余ったゴムを引っ張りながら切ることで、ゴムは中に入れることができるので目立たなくなります。
縫い留めたほうに寄せる
ポケットは伸び縮みする必要があるので、遊びが必要となります。
ゴムを通したら縫い留めたほうにポケットの素材を寄せてひだを作っていきましょう。
固定する位置を決めたらコチラも縫い留めてしまいましょう。
同じようにゴムを切れば完成です。
メッシュ部分だけが伸縮する仕様なので玉止め位置も手前にしました。
修理完了
しっかりとポケットの役割を果たすことができるようになりました。
最初は手間取りましたが、理解してしまえばさほど時間もかかりません。
気がついた時に修理してしまいましょう!