イタリア

イタリアの家庭料理!ホームにステイして普段の食事を調べてみた

イタリアのご家庭にどっぷりと潜入して、毎日いえめしを1ヵ月もの間食べてやりました!

今回はその調査報告であります!

 

  • 日常生活ではどのようなものを食べているのか。
  • スパゲッティばっかし食ってんじゃねえのか?

そんな疑問の答えがココに!

 

今回の潜入

ヘルプエックスというサイトを使って、イタリアでワークエクスチェンジしてきました。

ワークエクスチェンジとは

一日4-5時間程度の労働と交換に

タダで寝泊まりして、3食のご飯を食べさせてもらえる

というプログラムです。

 

コレを使ってガッツリイタリアの家庭に入り込んで、毎日家庭料理を堪能してきました。

実際にはイタリアでは日常的にどんな食事をしているかを少しだけ紹介します。

 

パスタ

イタリアのご家庭ではスパゲッティは思ったよりも登場しません。

もちろんレストランで食べれますが、家庭料理では好まれるのはショートパスタと言われるものです。

調理が簡単ですし、食べやすい、何より美味しい。

 

葉っぱの形のパスタ

ほうれん草を練りこんで、葉っぱの形にした可愛いショートパスタ。

色合いが美しいので写真映えするパスタになります。

トマトとチーズの相性がとてもいいです。

 

枝付きのトマト、庭で獲れたバジルの葉

味付けは非常にシンプルに塩ですが、削りたてのパルメザンチーズが重要となります。

 

ペンネ

日本でペンネを美味しいと感じたことは得にない。

しかし、イタリアでは違う。良質なパスタが安く買えるからだろう。

4種のチーズときのこの香りのソースを和えたもの。

 

うちのホストは若い夫婦なので、こちらは瓶に入ったペーストを混ぜただけ。

しかし、クオリティは非常に高く、ポルチーニ茸の良い香りがします。

とても美味しい。

 

フジッリ

お得意のパスタペースト・・・ペスト

リコッタチーズとクルミ、バジルのソース

瓶からソースを出すだけ、悔しいが非常に美味しい。

 

ショートパスタのフジッリ。

ネジのように巻き巻きしているが、ソースが非常に良くからむので美味しい。

それに、弾力のある食感など

僕が思うに日本人が一番好きなショートパスタはコレだと思う。

 

フェットチーネ

きしめんのような太さの平麺

マッシュルームのクリームパスタです。

キノコの香りとチーズの塩気がとても良いです。

ワインとも良く合う。

 

パッパルデッレ

きしめんのような太さのパスタ、フェットチーネよりさらに太いパスタ。

もちもちした食感と粘度の高いクリームやチーズのソースがよく合う。

けっこう美味しいので好きだ。

 

パルメザンチーズはケチらずかけて食うべし。

 

ファルファッレ

ファルファッレは蝶の意味を持つパスタですが、僕にはリボンに見えます。

リボンになっているので、真ん中の部分が羽の部分よりも歯ごたえが良くなっています。

食感を楽しむことができるショートパスタです。

 

ミックス

レストランでは絶対にありえませんが、家庭料理の良いところです。

余ったパスタを混ぜて使っちゃいます。

コレは一皿で違う食感が楽しめてなかなか良い料理です。

 

ヨーロッパの冷凍食品のド定番、ホウレンソウ。

ポテト、トマト、ホウレンソウのパスタ

パルメザンチーズをドバっとかけて食べます。

 

 

ラビオリ

僕は以前はラビオリなんて特に好きでもありませんでした。

こいつに興味すら湧いたことがありませんでした。

イタリアではこのように完成した形で売られており、価格も安いです。

ご家庭で茹でてソースと合えるだけ。

 

中身の種類はいろいろあります。

  • アスパラガス
  • アーティチョーク
  • リコッタチーズ

など、ソースに合わせて中身を選ぶといいと思います。

僕はリコッタチーズ入りが好きでした。

 

アスパラ入り

アスパラ入りラビオリ

アスラパガスが中身に入ったラビオリ。

けっこう美味しい。ソースと一緒に口の中で飛び出して香りが広がります。

トマト系が合うような気がします。

 

 

アーティチョーク入り

アーティチョーク・・・朝鮮アザミというキク科のお花です。

こいつの花が咲く前のつぼみを食べます。

海外では一般的なお野菜のひとつとして浸透しています。

それがアーティチョークです。

 

こんな感じにラビオリに入っています。

味は少し苦味があって独特の香りがします。
ゆり根が食感や風味が近いように感じますね。

おそらく大人は結構好きだと思います。

意外とクセになるのでまた食べたくなる。

パルメザンチーズをぶっかけて食べました。

シンプルな味付けでも具が入っているので、とてもうまいのである。

濃厚なチーズと具材から出る旨み。

 

クスクス

最も小さいパスタと言われるクスクス

ほとんどごはんのような使い方で食べられています。

 

器に入れて熱湯をかけて、塩とオリーブオイルをかけて混ぜて待つだけ。

まるでインスタントのように簡単に下準備ができます。

具材とミックスして完成なのである。

 

あっさりとしたチャーハンといった感じです。

とてもヘルシーなメニューです。

 

冷凍ピザ

イタリアの冷凍ピザは家庭ではよく登場します。

国が変わっても冷凍食品と出会うことは必然です。

 

特段安いわけではありませんが、オーブンで焼くだけなので簡単だからです。

それだけではありません。
イタリアの冷凍ピザはあなどれません。

非常によくできており、ものすごく美味しいのだ。
日本だったらレストランで出してもおそらくわからないだろう。

 

やはり違いはチーズ

本場のチーズは脂っこいことはなく、あっさりしている。

良質なのだろう。

もたれることもないので年配の人でも余裕だろう。

 

具材はシンプルに2、3種類が美しいとのこと。

アメリカのピザのようにゴテゴテ具をのせるなんて粋じゃない。

とのことです。

 

僕は具沢山も好きですけどね。

 

トマトソースも違うな

イタリアで食べるトマトはとてもうまい。

気候や風土が合うのだろう。

そのため当然トマトソースも旨みがあって、絶妙に酸味がある。

嫌な酸味じゃない。

そのうえにうまいチーズが乗っているんだからうまいに決まっている。

 

キッシュ

ジャガイモ、冷凍ほうれん草を卵で混ぜ混ぜしたものを、容器の乗せたパイシートの上にのせて焼いたもの。

それがキッシュだ。

おなかにしっかりと満腹感を感じられる。

 

カプレーゼ

イタリアのマンマが作ってくれたカプレーゼ

トマトにモッツアレラチーズ、バジルを乗せオリーブオイル、塩というシンプルな前菜

非常に美味しい。

日本でもイタリアンレストランでよく見かけますが、ご家庭の方があきらかに美味しいです。

おそらく、オリーブオイルが違うためです。

日本でもオリーブオイルは使われますが、そこから旨みなどを感じたことはあるでしょうか?

僕はありません。

ゆえに高品質なオリーブオイルに出会ったときびっくりしました。

 

グリーンピース

イタリアの家の冷凍庫にはグリーンピースが必ずいました。

ほうれん草、ジェラート、グリーンピース、ポテトは定番のやつら。

グリーンピースは炒めたり、パスタに入れてあったりとよく見かけます。

 

味は知っての通りです。

ベーコンとの相性は非常によろしいですが、イタリアのベーコンがうまいせいかもしれません。

 

調査報告

イタリアの家庭料理はまだまだ紹介しきれませんが、ショートパスタの登場回数は半端じゃないです。

もちろんその家によると思いますが。

 

美味しさの秘訣は高品質なオリーブオイル、安くて旨いチーズ、味が濃くて酸味のバランスの良いトマトでしょうか。

 

ピザは何回食っても衝撃です。

なぜ日本でもアレが食えないのか?

 

生野菜

生野菜サラダとかそんなに出てくることはありません。

トマトはよく出るんですが、こればっかしでは。

 

残念ながら日本人的な感覚では、もう少し野菜をもっと食べたいです・・・

また、日照時間の長いとレタスは苦くなります。

イタリアは晴れている日が多く、雨はそんなに多くありません。

それゆえサラダのレタスが苦くなります。

 

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