英語

日本人が英語だと思っている英語じゃない単語【和製英語】

なんてことだ!今までずっと英語だと思って堂々と使っていたのに・・・

英語じゃないとこの年まで知らなかった!

 

私たち日本人は基礎教育によって英語の授業を受けています。

そのため、日本人は思ったよりも英語を知っています。

しかし、社会の中に入り込んでいる英語の中には、日本で生まれた日本にしかない英語が存在します。

これらは「和製英語」と呼ばれています。

 

外国人にあったときに必死に伝えようとしますが、和製英語は伝わりません。

発音のせいだと、必死に頑張るかもしれません。

 

コンセント

壁のコンセントSocket または Outlet

電化製品や充電器を差し込むAC電源でお馴染みのヤツ

コンセントと呼ぶのは日本だけ!

英語では

  • ソケット(Socket):イギリス英語の人がよく使う
  • アウトレット(Outlet):アメリカ英語

この二つが一般的、パワーポイント(Power point)も使われることがあるので覚えておこう!

 

プラグ(Plug)

Plug

ちなみに差し込む方のコレはプラグ

 

テーブルタップ

パワーストリップ:power strip

テーブルタップは完全に和製英語なので日本でしか通じない。

他にもマルチタップなんて日本では読んだりするけど、英語では

パワーストリップ:power stripと呼ばれています。

 

他にも延長コードって、呼んだりしますが英語も同じようです。

extention cord(延長コード)

エクステンション コード

 

 

電子レンジ

microwave

レンジって言えば通じるかと思ったら、レンジは英語で異なる意味があるようだ!

距離や範囲という意味なので私たちが伝えたいコイツとは異なってきます。

 

電子レンジは英語ではマイクロウエーブ(microwave)です。

 

知ってた?

電子レンジというのは、

食品に波長の短いマイクロ波(マイクロウェーブ)を当てることで加熱できる道具です。

海外では、技術の名前であるマイクロウェーブがそのまま呼び名になっている。

むしろ、電子レンジの名前の由来の方が気になるくらいだ。

 

トイレ

トイレは英語のトイレットから和製英語として生まれていると考えられます。

でもトイレットと使うとちょっと恥ずかしい。

 

なぜならトイレット(toilet)だと「便器」の意味になるので、

例えばレストランで

便器どこにありますか?

と聞いてしまうことになるのだ。

言いたいことは伝わるけど、あんまり良くないことは理解できるのではないでしょうか?

 

意外にも国によって呼び方がちょっと違うらしいぞ。

 

アメリカ

バスルーム:bathroom

シャワーとトイレは「同じ場所に設置されている」生活様式なのでバスルームと呼べばいいのだ。

 

レストランなんかでトイレに行きたい場合には

レストルーム:Rest room(休憩室)

の方が丁寧な言い方です。

 

カナダ

ウォシュルーム:washroom

洗うところなので、日本語的にはお手洗いと言っているようなもの。

カナダではこれが一般的なので案内看板もコレである可能性が高い。

 

多目的トイレ

子供と一緒だったりするときやベビーカー、おむつ交換など利用することがあるこのタイプのトイレ

ファミリーレストルーム(Family Restroom)

海外ではLGBTのように性的にどのトイレ使ったらいいかわからない人も利用できるので、便利ですが日本ほど容易に見つけることはできない。

 

クーラー

Air conditioner

完全に英語かと思っていたのに通じない。

正解はエアコンディショナー(air conditioner)と言います。

私たちがエアコンと言っている語源ですね。

もちろんエアコンは理解されない。

 

カタコトでも「エアコンディショナー壊れてるんだけど!」みたいな感じで名前さえ間違っていなければ伝えられるはずです。

 

ちなみにクーラーは違う意味で使われる。
英語圏の人ににクーラーと言えば

このクーラーボックスだとおもっちゃう。

 

 

ペットボトル

Plastic bottle

ペットボトルは英語ではなく和製英語です。

英語ではプラスチックボトル(plastic bottle)

 

私たちがペット:PETと呼んでいる部分は樹脂の名前の頭文字になっています。

 

ペットボトルの素材である樹脂の名前

POLY ETHYLENE TEREPHTHALATE
ポリエチレンテレフタレート

この頭文字をとって

PET:ペット と呼んでいます。

 

これがペットボトルの名前の由来です。

英語圏の人間はこのような場合にはPET:ピーイーティと読むためペットなんて言ったりしないのだ。

 

ペットボトル?

英語圏の人にペットボトルと言ったらこんな風に伝わっている。

 

犬の散歩の時に持っていくペット用の水を入れているボトルかな?

海外ではペットボトルではなく、

プラスチックボトル(plastic bottle)と言わないと通じません。

 

パソコン

パーソナルコンピューターを略してパソコンと呼んでいる日本人。

もちろん英語圏ではパソコンは通じない。

 

デスクトップ

このタイプの持ち運びしないパソコン

呼び名はデスクトップ(Desktop)

 

ノートパソコン

ノートパソコンは通じない。

和製英語だし、パソコンは略語だから通じない。

 

意外と様々な言い方があり、時代と共に薄く小さくなっていくためだろう。

呼び名は変化しつつある。

 

ラップトップ(laptop)

lap:膝

膝の上に置いて作業することからこのような名前になった。

電話帳のような厚で持ち運べるけど重いノートパソコンがイメージされるらしい。

 

最近の呼びかた

  • ポータブルコンピューター(Portable PC)
  • ノートブックコンピューター(Notebook PC)

確かにマックブックなんか大学ノートのように薄くなってきている。

ラップトップのイメージではなくなってきているからだろう。

 

ピーシーっていっても伝わるようだが、ノートPCは伝わらない。

ノートブックピーシーは伝わる。

想像したらわかりそうな気がするのに・・・なんでだよ!と思う。

 

 

バイク

  • モーターサイクル(Motorcycle)
  • モーターバイク(Motorbike)

バイクはちゃんと英語ですが、私たちの思っているモノと異なっています。

自転車とバイクの両方の意味がありますが、バイクは動詞として使われることがあり、その際には

「自転車で行く」

「自転車に乗る」

という使い方なので、ネイティブ(英語が母国語のペラペラの人)はバイクと言われたら多くの人が自転車だと思ってしまいます。

 

チャック

ジッパー:Zipper

チャックは和製英語!英語じゃないのだ。

ジッパーと呼ばれています。

他にもこう呼ぶ場合もあるよ

  • ジップ(Zip)
  • フライ(Fly)

 

ジーンズのチャックが開いているのを教えてくれた時に、知らないと困ります。

ジップやフライがわからなくて、伝えたい側と理解したい側でチャックあきっぱなしで頑張ることになります。

 

ファスナー(fastener)

ファスナーって呼んだりすることもあるけど、コレは英語なのです。

でも意味は日本語で言う「締め具、留め具、締め金具」などにあたります。

なので、

  • ボタン
  • ホック
  • チャック
  • マジックテープ

これらもファスナー:留め具ということになります。

チャックを言いたい時はジッパーと言えば大丈夫!

 

まとめ

少し探しただけで英語だと思っていた和製英語がたくさん見つかりました。

和製英語の恐ろしいところは、私たちは英語だと思って堂々使っており、気がつく機会がほとんどないのです。

間違った単語を一生懸命伝えようと発音を変えたりするでしょう。

 

旅行の時に必要になったり、外国の人と出会う機会はあるので、単語くらいは覚えておいてもいいかもしれません。

 

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