僕はある日、自分の異変に気が付いた。
なんとなく、自分の股間が熱いような・・・気がする。
確認して見よう。
え!!・・・・タマタマの袋がパンパンです。
自分で持ってみました。
いや、どう考えても大きい・・・片方だけかなり大きい。
特に痛みやかゆみなどないが、これは確実に異変です。
これはフィリピン留学から帰国後、2週間あまりたった日でした。
すぐに思いました。性病かもしれないと・・・
人生初の泌尿器科クリニック
性病になった場合、病院に行くのは内科ではなく泌尿器科ですが、できるならお世話になりたくない病院ナンバーワンではないでしょうか。
僕は今まで性病になったことはないので、現在の状況がヤバイのかどうかの判断ができませんでした。
非常に危機感を感じたので泌尿器科を検索して行ってみました。
貴重な人生経験のひとつになりました。
診察を受ける
受付で「タマタマがはれています」と伝え待合室で待機しました。
待っている間いろいろ考えました。
病気だろうか・・・精子作れなくなったりとかヤバすぎる。
こんな風に本気で思いました。
診察室に呼ばれ先生とまず話をしました。
渡航歴について、フィリピンに半年いっていたこと。
症状を伝えました。
そのあと男の先生の前でパンツを下すことになり、タマタマをにぎにぎされながら、
「痛みとかないですか?」
と聞かれながらたっぷり観察されました。
恥ずかしさこの上なし。
このあと、僕は紙コップを渡され、尿を提出して帰りました。
とりあえず抗生物質を飲むことになりました。
もちろんしっかりと欠かすことなく飲み切りました。
検査結果出る
1週間後くらいに尿検査の結果がでたので再び泌尿器科へ行きました。
ドキドキしながら結果を聞くと・・・・
性病ではありませんでした!
本当に安心したのを覚えています。
抗生物質でタマタマのほうもすっかり元のサイズになっていました。
結局原因はなに?
どうやら細菌感染が原因だけどはっきりとわからないらしい。
気分としてはモヤモヤするが乗り越えました。
先生、ありがとう。
ちなみに泌尿器科の診察券は、一見何かのポイントカードのように見えるように作られているため、財布に入れていてもわからないと思います。
気が利いていますが、年末調整の際にいただく保険料の支払先明細にはきちんと表記されます・・・
性病について知りたくなった
この体験を踏まえて思うこと、やはり性病についての知識がなさ過ぎました。
どうすれば感染してしまうのか?
どんな症状がでるのか?
知っておくことは大切です。
ですが、たくさんある性病すべてを知ることは困難なので、一番感染したくないHIVについて調べてみました。
HIV(エイズの基礎知識)
HIV(human immunodeficiency virus)
=ヒト免疫不全ウイルスの省略した名称です。
文字通り免疫が機能しなくなる病気のようです。
人間の体はさまざまな細菌やウイルスなどの外敵から体を守る機能、免疫が備わっています。
このウイルスは免疫機能として大切なTリンパ球やマクロファージなどに感染するウイルスです。
Tリンパ球やマクロファージが感染されて破壊されることでどんどん数が減っていきます。
その結果、免疫機能が働かなくなることで、さまざまな細菌やウイルスに対抗できず病気になってしまうのです。
エイズ=後天性免疫不全症候群になります。
HIVの感染ルート
感染の可能性は主に
- 粘膜(腸管、膣、口腔内など)
- 皮膚のキズ(ただし血管に到達するようなもの)
意外とイメージとは異なり唾液や涙、尿などから感染することはありません。
もっと感染しやすいかと思っていましたが実際そうではないようです。
そのため感染経路は
- 性的感染
- 血液感染
- 母子感染
これらに絞られますが、僕たちがもっとも注意すべきは性的感染でしょう。
3つの性的な感染
性行為を行うことで感染する場合が最も多いのですが、HIVに感染している人との性行為によってうつります。
HIVは精液や膣分泌液に含まれているため、性行為を行うことで、
- 女性は膣粘膜
- 男性は亀頭部分の細かい傷
- 腸管粘膜
1と2はセックスによって感染することが容易に理解できます。
3.腸管粘膜についてですが・・・
これは男性同士の性交渉の際におしりに入れちゃうからです。
精液中のHIVが腸管粘膜から侵入するのです。
腸管は膣などと違って、粘膜が何層にもなっていません。
摩擦などに対応する器官ではないので、傷つきやすく感染しやすいのです。
血液感染と母子感染
注射器などの使い回しなどによって血液感染が起こります。
母子感染は母親から感染するものです。
通常、私たちが気をつけてどうこうできることではないので、気にしても仕方がない。
性病ってたくさんある
様々な種類の性病があることを知りました。
淋病・クラミジア・カンジダあげればキリがありません。
今回試したりしませんでしたが、性病郵送キットというものがあって、自宅で尿や血液を採取して郵送して結果が分かるというものがあるそうです。
病院に行ったら間違いなく患部を見られることになるので、病院に行くのは抵抗がある場合にもいいかもしれません。
また、症状はないけど検査しておきたい場合なんかだと便利かもしれません。