普通ならみなさん歯磨きは習慣として毎日しているだろう。
まあ、さぼっちゃう人もいるかもしれないが、ほとんどの人がきちんと磨いている。
むし歯になってしまうし、口臭の原因になるからね。
さて、皆さまはデンタルフロスを知っているだろうか?
意外と知らない人も多いのではないだろうか?
デンタルフロスとは??
デンタルフロスは細い糸、または糸状の線維などでできており、歯と歯の間を掃除するためのものであある。
糸ようじと言われるスティックに糸がついているタイプもあるけれど、やっぱりおすすめは糸巻きタイプです。
たっぷり入っていて経済的だ。
僕は昔の彼女に教えてもらうまでデンタルフロスをしたことはありませんでした。
ちゃんと歯医者で歯石もとっていたし、大丈夫って思っていたから気にしたことなかった。
実はブラッシングで除去できている歯垢は61%程度なのです。
のこり39%はまだ残っています。
きちんと歯磨きしているから大丈夫って思ってませんか?
初めてのデンタルフロス
彼女から使い方を教わり、家に帰ってフロスを使ってみました。
最初の感想はフロス恐ろしいな。と思いました。
「え!丹念に歯磨きを行っていたはずの俺の歯間からカスが・・・」
なぜでしょう。
そのあとこんな衝動が急に沸き起こりました。
「ニオイ嗅いでみようかな」
この体験が僕のデンタルフロスを継続させる最も大きな理由となりました。
そうデンタルフロスについた食べカスはとても臭かったのだ。
当然口臭としてこのニオイを吐き出しているのだと。
これはかなり危険な状態だと思いました。
歯の間の汚れは様々な病気の原因
歯の間に入り込んだ食べカスは、歯ブラシで落としきることは不可能です。
残った食べカスは何日も滞在する場合もあるでしょう。
そこはさまざまな菌の温床となっています。
この菌だらけの食べカスは細菌が分解してネバネバの物体、歯垢になります。
こいつはさらに時間をかけて歯石へと変貌していきます。
これらの歯石や歯垢はむし歯、歯周病、口臭などの原因となります。
デンタルフロスの使い方
まずはフロスの持ち方から準備を始めよう。
デンタルフロスを容器から出して、長さはだいたい40cmくらいでカットしよう。
フロスを片方の中指に2~3回程度巻きつけます。
両手の間が10~15cmくらい残るように考えて、反対の中指にも残りを巻き付けます。
指の間を1~2㎝になるように、親指と人差し指でつまんで、歯の間に滑り込ませます。
フロスの役割
デンタルフロスは歯の隙間を掃除するためのモノではありません。
歯の間の側面を掃除するために行います。
そのためこのように歯の側面に添わせて汚れを除去します。
上下に動かして掃除し、反対側もキレイにしましょう。
部位別のフロスの使い方
下の奥歯
両手の人差し指で抑えながら歯の隙間に入れ込みましょう。
上の奥歯
両手の人差し指で上向きにフロスを押さえて
歯の隙間に入れ込みましょう
上の前歯
片方の手の人差し指にフロスを乗せ、反対の手のフロスを上向きに抑えます。
おすすめのデンタルフロス
デンタルフロスを使うようになってからはさまざまなタイプを使ってみました。
安物のデンタルフロスを使うと嫌いになってしまい、今後やらなくなるのでちゃんとしたものを使うことが大切です。
おすすめできるものがいくつかあるのでご紹介いたします。
リーチデンタルフロス ワックス
大手のリーチさんです。まずこれは初心者におすすめですね。
形状は平たいパスタのような形になっていてワックスが塗ってあります。
歯に入り込まないとお掃除できないので、ワックスは大切です。
ワックスがあれば滑りこみやすいこと。
糸であるフロスがボロボロにならない。
ノンワックスのフロスを使うと繊維が歯に残ることがあります。
また、若い人は歯の間が狭い人が多いですが、これは薄型なので大丈夫です。
クリニカ スポンジフロス
個人的にはコレが一番大好きだし、フロスデビューには最適です。
このフロスの特徴はスポンジフロスです。
ちゃんとワックス加工がされているのでスルッと入ります。
さらに、糸がスポンジ状になっていて、唾液を含むと3~4倍に膨らむようになっています。
スポンジなので歯の隙間が広い人から狭い人まで対応しています。
そしてなにより、汚れを絡み取りやすいのでよく取れます。
爽快なミントフレーバ付き。
40mもあるから長持ち
まとめ
デンタルフロスを使い始めると、汚れが取れないと少しがっかりする。
取れたら取れたで自分の歯磨きではこんなに残っているのか。と改心する。
口臭は人から指摘されにくいモノです。
自覚症状はなくても他人からはかなり臭います。
歯の間の歯垢から始まる悪臭、歯槽膿漏など早いうちからケアする習慣を付けましょう。
またフィリピン留学してわかったことがありますが、フィリピン人はニオイに対してかなり敏感です。
体臭がきつかったら上司を通して、こちらにクレームが出される場合があります。
このような場合、遠慮とかそういう考え方は持っていないので臭えば確実に言われます。
口臭も十分あり得ると思います。
しっかりケアしましょう。