スターフライヤーは低価格でありながら、充実したサービスで人気があるエアラインのひとつです。
国内線が多く就航していいますが、1航路だけ国際線もあります。
どのようなエアラインなのか気になったので調べてみました。
今回は国際線について、分かりやすく特徴を説明したいと思います。
台湾行きだけの国際線
スターフライヤーの国際線は現在、台湾行きだけです。
しかも出発地も限定されており、乗ることができるのは
- 北九州空港
- 中部国際空港(名古屋)
出発地は2つだけです。
飛行機の時間がなかなか良い
飛行機の時間は旅行する場合、滞在時間に関係してくるため非常に重要です。
そのため使いにくい時間帯の飛行機は安くなっており、安いと帰りの飛行機が朝早く、最終日は日本へ帰るための移動だけになったりします。
スターフライヤーはどうでしょうか?
名古屋 ⇔ 台北
8:30 ➡ 11:00
フライト時間 3時間30分
出発時間はだいたい、いつも8:30ぐらい設定されています。
国際線なので6:30くらいには空港に到着したいところです。
旅行の日は朝が早くなりますが、台北に11:00に着くので存分に初日から楽しむことができます。
また、飛行時間も3時間半程度なので疲労もないでしょう。
台北 ⇔ 名古屋
18:30 ➡ 22:10
フライト時間 2時間40分
ジェット気流の流れが追い風なので、飛行機は速くなります。
そのため、フライト時間はグッと短くなります。
帰りが早いのはありがたいことです。
台北市内と空港は電車が便利です。
快速なら35分で到着するので、移動時間を見積もって3時間前に空港を目指すといいでしょう。
最終日も16:30くらいまで、台湾を楽しむことが可能です。
予定いっぱいに観光できるのが高評価ですね。
帰りは注意
セントレアに到着する場合、22時をまわっています。
家が少し遠い場合には、終電が間に合わない人もいるかもしれません。
帰りの電車も確認しておく必要があるでしょう。
北九州の場合
台湾行のもう一つの航路、北九州から台湾も存在します。
フライト時間はかなり異なります。
参考にどうぞ。
北九州 ⇒ 台北
15:55 ⇒ 17:40
フライト時間 2時間45分
北九州から台北は本当にあっという間についてしまいます。
お昼の2時くらいに空港に到着すればいいので、朝も余裕をもって移動できるでしょう。
台北に到着したら、ホテルにチェックインしてディナーへと向かうのにちょうど良さそうです。
台北 ⇒ 北九州
11:50 ⇒ 15:05
フライト時間 2時間15分
だいたい9時くらいにホテルを出発することになるでしょう。
そのため、最終日は移動だけになってしまいます。
時間がもったいないと思う人もいるかもしれません。
ですが、メリットであると考えることもできます。
15時には北九州なので翌日に疲れを持ちこさないで済むところは人によっては良いのでは?
フライト時間はさらに短くなって、あっという間に帰国できてしまいます。
3つの運賃
スターフライヤ―の魅力のひとつとして低価格があります。
スターフライヤーはLCC(格安航空券)みたいな価格でありながら、LCCとは異なるじゃないエアラインです。
ですが、スターフライヤ―は運賃が3種類あります。
3種類の違い
- フライトの変更ができる、できない
- 払い戻しか可能か?
- 何日前まで予約可能
これらの違いによって価格が異なっていきます。
42,000円、13,000円、1万円と大きく異なる。
スターユニバース
片道:4万2千円~
最低価格なので、シーズンによってはもっと高くなる。
なかなかのお値段。
予約の変更ができる
出発時刻の60分前まで予約変更が可能。
とても忙しい人や予定がちょっと変更になるかも・・・?
という人には良いかもしれませんが、価格を考えると変更する恐れがあるなら他の航空会社でいい気がします。
払い戻し?
分かりにくい言い方で書いてあるけど、キャンセル手数料ですね。
運賃の10%取られてしまう。
行きだけ乗って帰りをキャンセルすると、運賃の30%を取られる。
ギリギリで予約できる
急に飛行機にならなきゃならなくなったとき。
60分前でも予約できる。
予定していた飛行機が飛ばなくなったときに、代わりに何とか乗る。
みたいなときに使えるだろう。
スタープラネット
片道:1万3千円~
急にお値段がグッと下がる。
エアチケットは3日前まで購入できるので、さほど問題ではないですね
フライトの変更ができなくなり、キャンセル手数料が増えます。
時期によってコメットとの価格差が大きくなる。
キャンセル手数料
運賃の30%
行きだけ乗って、帰りの便をキャンセルすると、運賃の50%を取られる。
マイルの換算率
もらえるマイルが70%になります。
スターコメット
片道:1万円~
最も安いプラン、私たちが最も使いたいプランです。
- フライトの変更はできない。
- キャンセルしてもお金は戻らない。
- マイルは50%もらえる。
その代わり安い。
キャンセルしたとき全くお金が戻らないリスクを背負えるならば、最もお得です。
その代わり予約の際のうっかりミスに注意が必要です。
キャンセルに備えるタイプの人は、保険としてスタープラネットにすべきです。
運賃以外にかかる費用
あれ?エアチケットそんなに安くない気が・・・
と思うかもしれません。
実はエアチケットはちゃんと安いけど、いろいろな費用がくっついているのです。
そのため、諸費用を全部足した金額が表示されています。
諸費用ってなんですか?ということですが、
チケットの購入ページに小さめに書いてあったりします。
- 燃油サーチャージ
- 旅客サービス施設使用料(PSFC)
- 旅客保安サービス料(PSSC)
- 国際観光旅客税
どれも良くわからないですが、お金を取られます。
エアチケットの内訳
分かりやすいようにチケット予約画面に入力してみました。
例:一番安いチケット、スターコメットを安そうな日付で検索してみました。
エアチケットは片道1万円ですが、色々くっついた結果
1万770円
ほど手数料や費用がかかります。
それでも往復でこの価格はかなりの破格です。
良い時代になりました。
燃油サーチャージ
原油価格が高騰しているので、乗客に負担を求めるものです。
私たちに選択肢はないし、原油価格がすごく上がれば燃油サーチャージも増えます。
現在
行き:2500円
帰り:2500円
金額が変動するものですが乗るときではなく、予約するときの原油価格から算出された燃油サーチャージで精算される。
空港使用料
- 旅客サービス施設使用料(PSFC)
- 旅客保安サービス料(PSFC)
分かりにくいけど、言い方を変えると空港使用料だと思えばいいでしょう。
台湾の空港
500台湾ドル:約1800円
名古屋の空港
PSFC:2,620円
PSFC:350円
国際観光旅客税
出国1回:1,000円
知らない間にこんな税金が誕生していたなんて・・・
2019年1月からスタートした、日本を出国1回につきとられる税金
荷物も預けられる
ANAやJALのような感覚で荷物を持って行っても大丈夫です。
30㎏まで預けられるので、かなり荷物を詰め込んでも大丈夫です。
お土産を買いすぎても心配いりません。
機内持ち込みも1個までいけます。
ペットは無理
ペットと一緒に旅行はできないようです。
機内もお預かりもできないとのこと。
盲導犬は別です。
飛行機がなかなか良い
スターフライヤ―は飛行機にこだわりありですね。
シート
特徴的なのは、全席が黒に統一されたレザーシート。
本来180席の飛行機を150席に減らしたので、席が広くなりました。
狭くなくて快適です。
装備
席はかなり気が利いています。
ヘッドレストは角度の調整ができるし、フットレスト(足を置くところ)が付いています。
ちゃんとリクライニングできる。
海外のLCCだとイスはリクライニングできないこともある。
ちゃんとテーブル付き
驚いたことにコンセントが付いている。
USBポートもあるからスマホの充電もできる。
エンターテインメント
機内には席ひとつひとつにモニターが付いているから、映画とか見て楽しめます。
残念ながらそんなに種類は多くないけど、今後に期待。
機内食あります
スターフライヤーはLCCじゃないので、ちゃんと機内食がサービスに入っています。
行き帰りともに和食で、なかなか美味しいのでいつも完食します。
食後のコーヒーには、チョコレートがついてちょっと嬉しい。
予約はウェブサイトから
チケットの予約はウェブサイトが簡単です。
公式ホームページは使いやすいので、簡単に予約できます。
また、他の日の価格も見やすいので、安い日や高い日を確認しやすくなっています。
格安航空券のサイトからも予約できますが、すでにエアチケットが安いスターフライヤーの場合、ほとんど変わりはありません。
こんな使い方も
行きはスターフライヤー、帰りはエアアジア。
帰りの時間をもう少し早く帰りたい。
朝はもう少しゆっくりしたいなどの場合、格安航空券のサイトから予約するとLCCと組み合わせたりできます。
これによってフライト時間の縛りから解放されます。
おすすめは
なんかを使って調べたらいいと思います。
マイレージがあります
飛行機を乗るとたまるポイントのようなもの、それがマイレージです。
ポイントをためることで航空券やオリジナルグッズと交換できます。
スターフライヤーは独自のマイレージシステムのため、他のエアラインとの提携マイレージなどはたまらないのである。
アプリが便利
最近はどのエアラインでも専用のアプリが存在します。
ダウンロードしておくと楽ちん!
エアチケットもスマホで提示できるし、マイレージの確認もできる。
フライト時間や搭乗口の変更も知ることができる。
使わない手はない。
もちろん予約もできる。
まとめ
スターフライヤーは安くて、飛行機もキレイ!
シートがゆったりしていて機内食も美味しい。
食べて、コーヒー飲んでくつろいで一息したら到着してしまいます。
早めに予約して、好きな席を選びましょう。
早く降りたい人は前の方がおすすめです。
予約はスターフライヤー公式ホームページが便利かと思う。
ちなみに僕はホテルはエクスペディアをいつも使っています。