英語

世界の国名?日本人は和名のせいで本当の名をほとんど知らない説

訪日外国人は年々増加していて、今や外国人と出会う機会は国内でも結構あるだろう。

出会ったときに英語ができない人でも、場をつなぐためにも出身国くらい聞いたりするんじゃないだろうか?

私たち日本人は義務教育をしっかりと受けており、世界の国の名前くらいは大体は聞けばわかるだろう。

と思っていた。

 

自己紹介でつまずく可能性

「私は○○人です。○○という国から来ました。」

この簡単なやり取りでつまづいたりする可能性があるのだ。

それにはいくつか理由がある。

 

国の名前は日本語化されている

外国人のほとんどは自分の国の名前を英語で答えるだろう。

日本=ジャパン

日本ならこういった感じだ。

 

私たち日本人が知っている世界の国々の名前は3種類が入り混じっている。

  1. 英語のままの国名
  2. 日本語で名前を付けちゃった国名
  3. ローマ字読みでつけた国名

私たち日本人の知識は正解の国名もあるが、いくつか間違っているものが存在する。

多くの場合、ローマ字読みでそのまんまカタカナを当ててしまったせいだろう。

 

その国に住む人の呼びかた

自分の名前の後に○○○人です。

って答えてくる場合もある。

 

日本出身の人は日本人(ジャパニーズ)

アメリカならアメリカンなんて言い方をします。

 

国の名前の語尾がちょっと変化する場合もありますが、すごく違う名称になることもある。

この場合、心の中で(え?どこ?)と思うことになる。

 

発音良すぎ!(笑)

日本人あるあるですが、流暢な英語やネイティブの発音で答えられたとき戸惑うことはないだろうか。

  • 本場の発音
  • ○○○人です

と言われたときにたかが国の名前だけとはいえ本当に理解できるだろうか?

 

知っていれば大体理解できるはず

僕は思う。

これらの理由から世界の半分くらいの国は答えられたときに

「知らない。又は聞き取れない。」

と感じてしまう可能性がある。

 

だが解決法は簡単だ!

国名をちゃんと知っていれば聞き逃しても聞き直せるし、ゆっくり言ってもらえば国の名前からナニ人か理解できるようになる。

 

 

国の名前と出身国人

世界中の国の名前は紹介できないのでいくつか抜粋してみました。

無理やり発音にはカタカナをふってみたので正確とは言えないが、実際に耳で聞いたらこんな風に聞こえると思います。

ちゃんと英語を見ながら理解しましょう。

 

和名英語の国名出身地の人
日本ジャパン
(Japan)
ジャパニーズ
(Japanese)
カナダキャナダ
(Canada)
カナディアン
(Canadian)
アメリカアメリカ
(america)
アメリカン
(American)
アルゼンチンアージェンティナ
(Argentina)
アージェンティーン
(Argentine)
ペルーポルー
(Peru)
ポルービエン
(Peruvian)

 

アメリカ人は出身国は?って聞いた時には多くの場合

  • The U.S
  • The States

と答えてくれます。

ちゃんとフルであえて言ってくれる人もいるかもしれませんね。

 

ヨーロッパ:ユーロ(Europe)

ヨーロッパは日本語と違いすぎているので覚え直す必要すらある。

いやむしろ今までの日本の教育が弊害とすら言えるほど違う。

 

和名英語の国名出身地の人
フランスフランス
(france)
フレンチ
(Franch)
イタリアイタリー
(Italy)
イタリアン
(Italian)
マルタモォータ
(Malta)
モォーティース
(Maltese)
ポルトガルポルチョゴォ
(Portugal)
ポルチギース
(Portuguese)
スペインスペイン
(Spain)
スペニアード
(Spaniard)
ドイツジャーマニー
(Germany)
ジャーマン
(German)
ギリシャグリース
(Greece)
グリーク
(Greek)
クロアチアクロエイシア
(Croatia)
クロアツ
(Croate)
ブルガリアボーゲリア
(Bulgaria)
ボーゲリアン
(Bulgarian)
ベルギーベルジャン
(Belgium)
スイススイッツアランド
(Switzerland)
スイス
(Swiss)
スウェーデンスウィーデン
(Sweden)
スウィディツ
(Swedes)
ウクライナユ―クレイン
(Ukraine)
ユークリニアン
(Ukrainian)
オランダネザーランズ
(Netherlands)
ダッチ
(Dutch)
トルコチュァーキー
(Turkey)
チュァーキッシュ
(Turkish)

ベルギーは多民族国家でベルギー人というくくりは難しい。

いろんな国の人が入り混じっているからだ。

 

イギリス

イギリスはかなりややこしい。

「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」

正式な国名はグレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国

 

僕の経験ではけっこうな割合で

「UKだよ!」

って答えが返ってくる気がします。

UK=ユナイテッドキングダムだと言っています。

 

イギリスは連合国なので4つの地域が合わさったものです。

 

英語の国名出身地の人
スコットランド
(Scotland)
スコティッシュ
(Scottish)
イングランド
(England)
イングリッシュ
(English)
ウェールズ
(wealds)
ウェルシュ
(Welsh)
北アイルランド
(Ireland)
アイリッシュ
(Irish)

正しく言えばイギリスなんて国名はない。

ときにはこのように地域名を答える人もいますので、最低限知っておきたい知識だと思います。

 

アジアと中東

アジアもAsia(エイジャ)って発音するため、国名も近いものはジャになったりする。

 

和名英語の国名出身地の人
ベトナムヴィエッナム
(Vietnam)
ビエナミーズ
(Vietnamese)
マレーシアマレージャ
(Malaysia)
マレージャン
(Malaysian)
インドネシアインドネイジャ
(Indonesia)
インドネイジャン
(Indonesian)
イランアージェンティナ
(Argentina)
アージェンティーン
(Argentine)
ペルーポルー
(Peru)
ポルービエン
(Peruvian)
ヨルダンジョーダン
(Jordan)
ジョーデニアンズ
(Jordanians)
イスラエルイズリエル
(Israel)
イズレイリィ
(israeli)
エジプトイージェプト
(Egypt)
イージェプション
(Egyptian)

 

まとめ

日本は義務教育課程で高度な知識を持っていると思われています。

そのため出身国を言われたり、聞いたりするとき

わからないと「え?何で知らないの?」て顔をされます。

 

今回はいくつか紹介しましたが、残念ながらまだまだたくさんあります。

このように日本語化してしまっている国名を私たちは間違っていることすら気が付いていません。

さすがに国の名前は憶えておきたいところです。

 

国名だけでなく日本人のカタカナ英語はすごくいっぱいあって、仲良くなるといじられて、爆笑されたりします。

こういったものも常識としてちょっとずつ覚えていきたいものです。

 

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