観光客はスーツケースを転がし、バックパックを背負ってキョロキョロしています。
完全にカモがネギ背負って来ている状態です。
海外旅行ではスリや置き引き、ひったくりなど盗まれるといった盗難被害にあう可能性は日本にいるときよりも何倍も上がります。
盗みのプロが存在する
私たちが観光に行くような都市は観光都市と呼ばれ、毎日ものすごい数の観光客が訪れます。
そのため毎日観光客から盗みを働いて生業としている人たちが存在します。
彼らの職業は泥棒ということになります。
観光客は全てカモですが、彼らは狙いやすいカモを狙って盗みを働きます。
- 歩いているとき
- 人とぶつかったとき
- 乗り物で隣同士になったとき
- 行列に並んでいるとき
- 何かに集中しているとき
様々な状況で盗まれる可能性があります。
匠といって良いような技術や連携などから盗まれないようにするのは非常に困難です。
おすすめ5つの防犯グッズ
プロからすればほとんどの人はカモなので、私たちが最も重要な防犯対策は狙われにくいカモになるべきなのです。
海外旅行によく行く僕の経験から、持って行った方が良いと言える役立つ防犯グッズを紹介します。
南京錠
これは盗まれるのを防ぐためではなく、ターゲットにされにくくするための見せ鍵です。
そのため鍵の性能は重要ではありません。
僕は100円ショップで売っているダイヤル式のものを使っています。
しょぼいですが、窃盗犯が本気で盗むつもりなら南京錠やワイヤーロックでも切られてしまいますし、ナイフでカバンに切れ目を入れられます。
見える防犯対策はカバンの中身も対策している可能性を予想させます。
少しでも「盗むのめんどくさいな」と思ってもらうことが重要です。
また、信じがたいことですがホテルのクロークでも盗まれることがあります。
管理がずさんなホテルだと観光客が盗んだり、最悪の場合にはホテルスタッフがカバンを開ける場合もあります。
貴重品なんか入れちゃダメですが、鍵をかけて行動を抑制したいものです。
ダイヤル式の南京錠がおすすめ
- リング部分が細くてジッパーの穴に入りやすいこと
- 非常に軽いので負担にならない
- 鍵をなくすことがない
自分で簡単に開けることができるので荷物の出し入れに苦痛が少なく、鍵がなくなったりしません。
最悪、番号を忘れてしまってもすべての数字をトライすれば開くでしょう。
選ぶ際は軽さを重視する
僕も最初はちゃんとした南京錠を購入しました。
高品質な鍵は丈夫ですがなかなかの重さです。
ジッパーの先に取り付けて歩いたりすると揺れたりするので遠心力でさらに重さを感じます。
最初は使用していましたが、重さに苦痛を感じてしまうと使わなくなるのが人間です。
必ず軽い物を選ぼう!
100円ショップのものは半分以下の重さです。
さすがにしょぼいですが・・・
おすすめの南京錠
100円ショップの南京錠もいいですが、壊れそうなのでちゃんとしたものがいい人はこういうのを買おう!
ポリカーボネートで非常に軽いし丈夫!目立つので良い。
ワイヤーロック
テーブルやイス、車止めポールなどに荷物を固定することで持って行かれるのを防ぎます。
いわゆる置き引きですね。
- 食事中
- よそ見しているとき
- スマホいじってるとき
こういった注意がそれたときにカバンやリュック、スーツケースなどがなくなっている。
こういった状況は置き引きの仕業です。
スー―ッとやってきて通りすがりに持って行かれます。
例:レストラン
海外では屋外の席は良い席とされているので、路面に接した席へ案内されることがあります。
こういった席で食事中や食後にスマホいじったりしていると、イスの下や隣のイスに荷物を置いておくこういった行動をすると盗まれることがよくあります。
イスや机、もしくは自分と荷物をワイヤーロックでつないでしまいましょう!
ワイヤーで持って行かれるのを防げますし、ワイヤーが見えるので狙われにくくなります。
例:フードコート
空港やショッピングモールなどのフードコートで食事をすることがあります。
一人旅の場合など席をとっておく必要があるが、食事が完成したらセルフサービスなので取りに行く必要があります。
さすがにスーツケースを引っ張りながら食事の乗ったトレイを運ぶことはできません。
荷物は机やイス、柱などワイヤーロックつないでおきましょう。
トイレに行く際もスーツケースを柱に固定できます。
コレ使ってます!バッファローのワイヤーロック
68gと軽くて手のひらサイズなので持ち運びに便利!
ワイヤーもスムーズに出るのでコレはあった方がいいと僕は思う。
ヨーロッパなら必ず持って行きたい。
お金が見えない工夫
私たち外国人は思ったよりも目立つし、めちゃくちゃ見られています。
街中でお財布を見られると様々なことを知られることになります。
- お金が入っているか
- クレジットカードを持っているか
- どこにしまい込んだか
ろくなことはないので極力、財布の露出を控えるようにしたいものです。
そのためにも、コインケースやマネークリップなどを活用しましょう。
財布を出す頻度を減らすことで狙われる可能性を下げることができます。
マネークリップ
いつもこの習慣がめんどくさいなと思ってしまうチップ文化ですが、海外では必ず必要となります。
そのうえコインでチップを渡すのは失礼とされています。
マネークリップはスマートに紙幣を出すことができて財布を出す必要がありません。
チップだけではなく、カフェやバールなどちょっとしたお支払いに便利なアイテムです。
紙幣をそのままポケットに入れておくと落とすことがあって、非常にショックを受けるので僕はあった方がいいと思います。
すごく軽いですし。
コインケース
お釣りをもらうと必ず小銭が発生するので、ポケットに入れておくのもいいのですがコインケースを用意したほうがスマートです。
コインケースは袋タイプよりもしっかりと開けるボックスタイプがおすすめです。
海外の小銭は慣れていないので、しっかりと目で見て確認しないとなかなか支払いに使えずまごまごしてしまいます。
紙幣ばかり使ってさらに小銭が増える状況になります。
コレ使ってます!ポーターのコインケース
ポーターのボックス型コインケースで大きさもふせんと同じくらいなのでポケットにもすっぽり。
ナイロン製なのですごく軽くて、丈夫!柔らかい素材なのでパンツのポケットに入れておいてもゴワゴワ感はありません。
ストラップも付いていて旅行にぴったりのコインケースです。
ポイント:洗えるよ!
ナイロンのメリットとして洗うことが可能です。
海外のコインはとっても汚れていることがあるので、コインケース内は黒くなってきますが洗濯できちゃうよ!
セキュリティーポーチ
自分でも取りだしにくい場所、盗まれそうになったら気づく場所に貴重品を持てば当然、盗まれにくくなります。
僕のおすすめはセキュリティーポーチです。
胴体に巻いておくポーチですが、非常に薄くパスポートや現金、カードなど最悪これだけあればなんとかなるものをまとめて入れておくことができます。
蒸れ感や暑さなどの短所もありますが、それを上回るメリットがあるので旅の必需品と言えるのではないでしょうか?
まとめ
盗難被害にあってしまうと楽しい思い出も一転してしまうし、時間も大幅に削られて予定をこなすことができなくなります。
お土産を買うこともできなくなるかもしれません。
小さな防犯グッズですが、お守りを持って行くよりも守ってくれること間違いなしです。
ぜひ用意して旅行しましょう。