昔のワークマンでは作業着を買うのにお世話になっていましたが、最近は業務用の機能性はそのままにデザインがすごくおしゃれになって話題のお店です。
今回は気になっていた防水シューズを買ってみました。
カラーバリエーション | 黒と緑 |
サイズ(男女兼用) | 23.0cm~28.0cm |
お値段(税込み) | 1,500円 |
重さ(片足) | 550g |
黒と緑の2種類がありますが、緑のほうを買わせていただきました!
ワークマンのスニーカーみたいな長靴
見た目は長靴感がないので、意外と可愛い作りになっています。
素材はPVC(ポリ塩化ビニル製)なので水がしみてくる心配はありません。
1,500円とは思えぬ作りです。
しっかり防水仕様
ベロの部分まで本体と一体化しており、かなり上まで水が入ることはないでしょう。
下から3つ目のホールあたりまで繋がっているので、結構な深さまで水に浸かっても平気でしょう。
紐は布製なのでぐっしょりになりますが、気にしなければどうということはありません。
内部は迷彩柄で布地になっています。
エンブレムとストラップ付
エンブレムがワンポイントで付いています。
同系色なのでさりげなく、目立ってしまうようなことはなさそうだ。
![](https://35saide.biz/wp-content/uploads/2020/05/e0fb146fa6eadfd842c10cf4088e6ded.jpg)
むちゃくちゃ大きい指の人でなければ、普通は余裕で入ります。
ハイカットなのでストラップがあると履きやすくなるので大変便利です。
すべり止め仕様
雨の日に履く物なので意外と重要なのがすべり止め。
しっかりと作られており、溝も深いので安心です。
どの靴でも言えることですが、雨の日のコンクリートや大理石は注意が必要です。
欠点が少しある
小石が挟まることですね。
舗装された道路なら気にすることはありませんが、庭石などが設置してあると挟まることがあります。
手で簡単に取れるのでそれほど問題ではないですが。
分厚めの靴底は若干重さがあります。
歩きやすさ
本体の素材は柔らかいので歩きにくいということはありませんが、ソール部分の固さは長靴の触感です。
目をつぶって歩けば長靴を感じます。
見た目はスニーカーですが、しっかりと長靴を感じる重量です。
ちなみに片足が550gなので軽いとは言えません。
また、気温が低い日には長靴が硬く感じますが、履いていると体温で柔らかくなったように感じて履き心地は良くなりますね。
サイズ感
長靴ということもあり甲高なので、普段のサイズ通りでほとんどの人が履くことができるでしょう。
フィット感を重視したい人は0.5cm小さくしてもいいかもしれません。
サイズ感はちょっと大きめでしょうか?
少し浮きますが、中敷きを使うことで調整が可能だといえます。
靴のサイズはやはり履いて確かめるのがいいと思います。
おすすめはインソール(中敷き)
中敷きは付いていましたが、ペラペラ過ぎてあまりクッション性はない。
このままだと長靴で歩いている感を感じる。
中敷きを別途買うことをおすすめする。
中敷きの追加は最適!
この靴が安いのにインソールが価格で上回っては意味がない。
ということで、100均(セリアさん)で中敷きを買ってみました。
スニーカーに入れるような立体タイプを選びました。
防水シューズは26.5cmです。
インソール27.5cmまで行けますが、切らずに入れることができました。
付属のインソールをそのまま使い、さらに重ねて敷きました。
その結果、
履いた時バッチリのフィット感でかかと浮きも解消されて満足です!
100mダッシュは可能だといえます。
何でできてるの?
ワークマンのこの防水シューズですが、ハイカットスニーカー風なだけで布製ではありません。
紐以外の素材はポリ塩化ビニール製です。
市場に出回っている長靴は多くの場合3種類の素材が一般的です。
- ゴム(天然ゴム、合成ゴム)
- EVA(エチレン酢酸ビニル)
- PVC(ポリ塩化ビニル)
私たち素人にはどれもゴム長靴に見えるものですが、違いがあるようです。
ゴム(天然ゴム、合成ゴム)
柔らかさと伸びが特徴、フィット感が良いので歩きやすい。
断熱性があるので冬の雨や雪なんかでも冷えにくい。
デメリットは経年劣化です。
使っていなくても時間と共にひび割れや強度の低下が起こります。
柔らかいので底がすり減りやすいという特徴もある。
それに、ちょっと重いよね。
EVA(エチレン酢酸ビニル)
- サンダルの底
- 託児室の床なんかに使われるジョイント式のマット
このようなものに使われる素材です。
弾力と柔軟性があり、低温でも硬くなりにくいので冬場でも柔軟性が保てる。
耐久性があって紫外線にも劣化しません。
樹脂を発泡させた素材で、スポンジみたいだけど水に強いし、空気が入っているから圧倒的に軽い。
デメリットは履き続けることで圧力によって縮んでしまうこと。
歩くほど劣化しちゃうねえ。
PVC(ポリ塩化ビニル)
今回レビューしたワークマンの防水シューズはこの素材。
塩ビと私たちが呼んでいるもので、水道管とかに使われる合成樹脂です。
加工次第でとっても柔らかくすることも可能で、ソフトビニールなんて呼ばれる。
![](https://35saide.biz/wp-content/uploads/2020/05/3154169_s.jpg)
汚れが付きにくく、素材自体も硬いの傷が付きにくいのが特徴です。
また、経年劣化しにくいので意外と長持ちします。
何度もしゃがんでも大丈夫
硬さがあるけど柔軟性があり、繰り返しの折り曲げに強い。
靴はしゃがんだときに折れ曲がるから重要ですね。
酸やアルカリに強いので、路上でいろんなものがかかっても大丈夫。
燃えにくくて、安いのも魅力です。
取り扱いの注意
ポリ塩化ビニルには弱点があるけど・・・
理解して使えば長く美しく保てるよ!
紫外線
紫外線によって表面が酸化して白くなったりする。
紫外線で変色しちゃう。
低温
低温の場合、素材が硬くなる。
その結果雪道や氷の上で歩きにくさを感じたり、柔軟性が低下しているので滑りやすくなる。
また、低温だと衝撃に弱くなる。
雪国向きではないようだ。
熱に弱い
太陽光やストーブなど熱を帯び続ける状況は、表面が伸びたり曲がったり、反りの原因になる。
中が濡れたからといってファンヒーターやストーブに近づけないほうがいいだろう。
シンナーやアセトンで溶けるよ
汚れてるからってシンナーで拭いたりしないでね。
アセトンは除光液なんかに使われていますが、除光液で拭かないでね。
いい買い物でした
ちょっとお値段が高くなっているがアマゾンにもありました。
もちろんワークマンで買うのが一番だと思います。
安いし、なにより履けますから
噂通りの使えるやつでした。
女性用もある
メーカー在庫品なので店頭では見れないけど、女性用がオンラインショップなら見つかります。